茉莉花官吏伝 六 水は方円の器を満たす (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA (2019年5月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047354890
作品紹介・あらすじ
珀陽の手回しにより湖州の州牧補佐に赴任した茉莉花は、白楼国と隣接するシル・キタン国からの侵攻の可能性に気づく。
いつの間にか仲間として距離が縮まっていた御史台の翔景と、実は皇子だった大虎とともに、侵攻を阻止するべく動き出す!
「珀陽さま、わたし、ようやくここまできました」
――だが禁色獲得を目指しひた走る茉莉花に、まさかの事態が!?
感想・レビュー・書評
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ほほぅ
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いや〜〜〜もう、好き!!!!!翔景いいわ〜最高だわ〜と思ってたけどさ!!!見事に珀陽にやられた!!! いやあの、茉莉花たちの作戦とか戦いとかさ、それはもう見事だったけどさ、ダメだ…私の語彙力珀陽に奪われた← あ〜好き〜〜大好き〜!
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いろいろなことがついに……!な6巻。とても楽しい。
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水は方円の器を満たすの回。材料さえそろえば何でもできる茉莉花ちゃん。皇帝陛下が策士なところ好き。
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州牧補佐として働く茉莉花。「女だから」と侮られることは多いけれど、変えられないのだから利用しよう。と、女であることを有効利用し始めるのが楽しい。守りたいものを全力で守ろうとする茉莉花は応援したくなる。味方が増えてきたのもよくわかる気がした。甘さは残るけれど、最初と比べるとどんどん力をつけてきている茉莉花。今後どうなっていくのか気になる。
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中国風世界の官吏の女の子が主人公。主人公が「天才」ではないんだけど色々とできる子で、女性だからこそな点を利用して仕事をやりきっていくところが面白い。最初はどうかなーと思っていましたが、だいぶ面白くなってきました。今回は特に燃えた。外から見えるだけではなく、外から見える「図をつくる」ところが語られて、面白い。
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みんなで頑張っている
裏をかきつつできることをぜんりょくでというのがいい
仲間が増えたなあ -
湖州編解決の巻。珀陽も年相応なことするんだなぁと。いいよいいよ、それぐらいやらないと茉莉花が手の届かないとこにいくよ。翔景も何気にグイグイ来るは来るけど、そこに熱情はなくタッグを組む感じか。あ、そういや、大虎に琵琶を聞かせる話はどうなったのーー(笑)