- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047357808
作品紹介・あらすじ
叉羅(サーラ)国の高貴な客人ラーナシュに、王の証(コ・イ・ヌール)というとんでもないものを押し付けられた茉莉花は、視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれる。
ところがその道中ラーナシュが命を狙われ、辛くも逃げ出した茉莉花は、あろうことかラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けを求めてしまう。
しかし、連れて行かれた邸でなぜかもてなされて――!?
感想・レビュー・書評
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今回はサーラ国へ。
息つく間もない展開の速さに読む手が止まらない。
今回も無事に文官として立派に仕事しました。
いやはや、あっぱれ。
でもまた何やら大事に巻き込まれそうな予感。
早く次を読みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
珀陽さまの出番がほぼないのだけど、話がめちゃくちゃ面白い。戦争回避のような現実味薄い展開より、こういう卑近なところを智慧と機転で乗り切る話のほうが好き。
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いいねいいねー盛り上がってきたねー。次の巻が楽しみだ。
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このシリーズは序章が大体同じような感じで始まってたんだけど、今回はちょっと違くて、茉莉花の「表に出ている」立身出世物語から始まってて新鮮。茉莉花はまた白楼国を離れて今度は叉羅国へ。これまで以上の危険な目に遭いながらも、機転というか茉莉花の能力を存分に活かして対応していく。ラーナシュもだいぶ頭いいなって思った。一方でラーナシュと敵対している家の当主シヴァンは、ちょっと抜けてるところがあってかわいかった。かわいいと言えば、話の中で白楼国の描写がある場面が出てくるんだけど、そこで珀陽と大虎が兄弟喧嘩してて子星が仲裁に入ってて。その喧嘩のやりとりがめっちゃかわいい。
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やばーいやつと知り合いになって、そして味方を作るのえらいよねー
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シヴァンの隠しきれない人の良さ、笑える。ラーナシュのペースに振り回される所なんかも可笑しい。茉莉花がサーラ国人に成りきる為に人真似するのは、AIロボットみたいで怖いよ~((( ;゚Д゚)))