新クトゥルフ神話TRPG ルールブック (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

著者 : サンディ・ピーターセン ポール・フリッカー マイク・メイソン ほか 坂本雅之 アーカム・メンバーズ ほか

• KADOKAWA (2019年12月20日発売)

作品紹介・あらすじ

本書はH.P.ラヴクラフトらによって創造されたクトゥルフ神話の世界を舞台にしたホラーTRPGのルールブックだ。ゲームは進行役となるキーパーと探索者を演じる数人のプレイヤーで楽しむもので、本書にはダイス（サイコロ）以外のゲームを進行させるためのすべてが含まれる。探索者の創造、ダイス・ロール、戦闘、魔術、クトゥルフ神話の神々とクリーチャーなどといった、物語の創造とロールプレイのため各種ルールが解説されている。勇敢にも未知のものに挑戦する探索者たちは、狂気や死が待ち構えるクトゥルフ神話の領域に足を踏み入れ、やがて宇宙の恐るべき真実を目の当たりにするだろう！

感想・レビュー・書評

[emiさんの感想 · 2023年7月15日]

6版と7版の大きな違いは、より繊細になった描写だと思っている。
失敗か成功のみであった6版に比べ、成功の中にレギュラー、ハード、エクストリームという成功度が生まれことにより、KPの手腕は問われるが、描写や情報出しが細かくできるようになった。
テンポがいまいちだった戦闘システムも、マヌーバの登場により簡単なダイスロールで多彩な行動を処理できるように。探索者ステータスも最大値が変わったことで微細な個性が表現しやすくなったように思う。
未だに6版人気が根強いが、是非7版ルールでも遊んでみてほしい。

ルールブック初版には修正箇所がいくつかあるため注意されたし。（公式サイトに修正txt有り）

[虹奈さんの感想 · 2021年6月1日]

嬉しいことにセッションにお呼びいただけたので、必要な部分を読みました。
よく見るリプレイ動画（第6版なのかな？）と結構ルールが違っているんですね。
ステータスの値が全然違っていたので、「これで合ってるのかな！？」と何度か確認し直してしまいました。

例文でちょいちょい出てくるハーヴェイ・ウォルターズさんが地味に面白くて、笑顔になりながら読んでいました。
ハンサムで、身なりが良く、少し太り過ぎ。

[東京工芸大学 図書館さんの感想 · 2021年2月5日]

クトゥルフ神話ＴＲＰＧファンの皆様！お待たせいたしました！
通称「7版」こと、「新クトゥルフ神話ＴＲＰＧルールブック」の用意が出来ました！
戦闘システムへの多きなテコ入れ。新たなシステムの導入。等々、クトゥルフ神話ＴＲＰＧを楽しむのに必要な情報が満載です。
挿絵も新規のものばかり。6版とは違った迫力を持った神話生物がそこかしこに描かれていて、見ているだけで楽しいです！
7版のルルブがないばっかりに、オンラインセッションに参加できないでいるそこのあなた！ぜひどうぞ！！
（図書館スタッフ）