「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!
- KADOKAWA (2021年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047364639
作品紹介・あらすじ
我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。
目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。
それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみの等身大育児エッセイマンガ。
「名前の気づき」と「人見知りを克服した話」の新規エピソード2話書き下ろし!
※本文より※
取り返しがつかないことをしたとき
誰かを傷つけてしまったとき
自分で自分が許せないとき
子どもの人生にもいろんなことが起きるだろう
どんなときでも母はあなたの味方だということを
簡単に絶望してしまわないように
それだけは絶対に伝えておきたいと思っている。
感想・レビュー・書評
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このお母さんすごくしっかりしてて、行動力もあって(孤立してる娘を見て保育園での自分のスタンスをぱって変えるところとか)すごいなぁ。
勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の子どもでも、感じ方や性格は親とは違う。
それぞれの子どもに合わせた叱り方、褒め方がある。
さざなみさんの、子どもにしっかり向き合って考える姿勢は勉強になるし、見習いたい。
自分が子どもだった頃や、子どもが赤ちゃんだった頃のお話は、涙がじんわり滲む優しさに溢れていた。買って良かった! -
勉強
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子育てに正解はないよね。
反対に不正解もないのかな? -
2021.01.25
Twitterで読んだ本、教本だ。
子供の考えていることや気持ちは、教えてくれない。大人の心や配慮だとちょっと違うだろうし、こちらが想像するしかないし。
少し考えすぎかもだけれど、丁寧に一つ一つを考えて歩みつつ、子供の味方として接していきたいと思う。
教本として手元に置いてしっかりと読んで勉強しよう。子育ても学びであり勉強なのだ。 -
2児の母であるさざなみさんがお子さんとのコミュニケーションで気をつけている事・心に残っている出来事を読みやすい漫画で描いている。
…読みやすすぎてサラッと過ぎてしまいそうになるが、子どもに正しく伝わるように試行錯誤している様子がすごく参考になるし、私もこういう風に子どもと向き合いたいと本気で思う。
◉褒められると泣く子
長女ちゃんは絵や工作を「上手だね!」と褒めると「やめて!!」と泣き出してしまう。
そこでおばあちゃんの一言。
【もしかして「上手」って言葉に引っかかってるのかもね。上手じゃないといけないって言ってるみたいじゃない?】
【となりで大人の本気を見せられたらそりゃ比べるでしょ】
ギックーッ…度々登場する、このおばあちゃんも凄いんだよなぁ。さすが元保育士。
そこでさざなみさんが考えた褒めルール
1 どこがどう良いのか分かるようにする
「元気な線だね」「大きい順だね」
見たままを実況するだけでも良い
2 過程を誉める
「頑張っているね」「集中しているね」
3 素質を褒める
粘り強さ、工夫する頭、指先の力、へこたれない気持ちなど
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これは心当たりがありすぎる。
うちの娘も割と言葉の裏を読むタイプ。
この子のように「やめて!」と主張しないだけで、一緒にやってる大人の絵を見て少なからず同じことを感じているのでは…と思った。(本人にしか分からないような失敗でぐちゃぐちゃにして泣き出したり、「お母さんがやって!」と丸投げしてきたり)
私は手を加えるのも最低限にし、一緒にやってさりげなく子どもに引き継ぐ感じにしたい。「完成品」を褒めるのではなく、その見たままの形や、頑張った過程に注目して言葉をかけてあげたい。
褒められると泣く子に対して「変わった子」
で片付けず、じゃあどうしたらこちらの気持ちが伝わるか?を考えている。
私ならもっと簡単に済ませてしまう。
本当に見習わないといけない。
コミュニケーションは【言った】でおしまいじゃなく【伝わった】で初めて成り立つのだから。
大人でも難しいその言葉のやり取りを、3歳やそこらの子どもとやっている。必死で頭を働かせて。
そんな大切な日々の漫画でした。
めちゃくちゃ勉強になったな…
他「親子で人見知りを克服した話」
「ごめんなさいってどんな気持ち?」
「怒られると絶望してしまう」など