悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ その2 (B's-LOG COMICS)

  • KADOKAWA
3.92
  • (7)
  • (9)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 270
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047366817

作品紹介・あらすじ

魔王が復活する――。一部の者しか知らなかったその事実は、学園中に噂となって広まっていた。
そして、圧倒的な強さを誇るユミエラを、魔王と疑う者も少なくなかった。
そんな折、ユミエラは新しく赴任した学園長から地方貴族の野外演習を任される……が、ユミエラのやり方についていけない生徒たちは大混乱!?
しかし、畏れる生徒たちをよそに、パトリックだけはユミエラを理解しようとしていた……。

最強の悪役令嬢ファンタジー、第2巻!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 技がブラックホールしかないが、関係ないくらい脳筋。

  •  LV99の天然主人公(悪役令嬢枠)が織りなす学園物語の第二巻である。
     筋立てで見ると、野外演習と夏休み、休み明けの武術大会が収録されている。

     トピックとして大きいのは本作の癒し枠・パトリックが登場したところだろう。
     心を無くしていたかのような主人公が、少しずつ彼に心を開いていく様が活写されていて、捨て犬が新たな飼い主に心を開いていくかのような趣がある。
     まあ、捨て犬扱いするにはあまりに猛獣過ぎるきらいはあるが(猛獣というか、生物としての次元が違うがゆえに力量差が理解できない神様的存在というか)、作中で言う

    「猛獣と猛獣使い」(P.93)

     は言い得て妙だろう。
     二人の関係性が軸になって展開する物語は、程よい甘さが目立つ魅力ある物語像となっている。

     劇的要素は薄いが、丁寧にコミカライズされている印象もあり、またコミカルで天然な主人公の魅力が良く出ている一巻である。
     おまけで描かれたパジャマ姿のユミエラなども大変素晴らしかった。
     そうした細やかな要素、絵の魅力なども加味して、今巻は星五つで評価している。

     ストーリー的には地味さは否めないので星四つ~四つ半相当、そこに漫画の絵としての魅力で加点した形である。
     シンプルに絵が魅力あるコミカライズだと思う。カラーの立ち絵もSD絵も、どれもユミエラが本当にかわいらしく描かれている。

  • 魔王のような強さをもつユミエラ。むしろ魔王より強いだろう。
    レベルが99なだけにこれ以上にはならないため鍛えるということがないのだが、ユミエラなりに学園を楽しんでいます。
    初めての?友達もできたし。ユミエラを頼みますパトリック、できれば幸せにしてやって下さい。
    マイペースなユミエラを常識という路線に戻せるのはパトリックだけです。
    しかしあのレベル上げは鬼というか修羅だと思います。

  • 1巻の話は設定の説明の必要もあってストーリーにメリハリが感じられたけど、2巻はよくあるなろう系に収束していっている気がする。

  • 41Pの学園長好き。P48の噂話女子はP90あたりの地方貴族?女子と同じだろうか。可愛いね。小説版も読んでいるのである程度知っているが、パトリックはマジで良い。

全5件中 1 - 5件を表示

のこみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×