- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047367791
作品紹介・あらすじ
難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」を患いながら、持ち前のポジティブシンキングと行動力で漫画家への道を驀進し、夢を掴んだコミックディーヴァの島袋全優。これまで全優を支えてきた編集者M、ドクターSという二人の男を立て続けに失うも、後任となった編集者Kと有能外科医Zにより新たな道が開き始める。全優は現状を大きく変えるため、ついに大腸の全摘手術を受ける。しかし、大腸さえ取り除けば普通の生活に戻れる……という売れっ子アイドルのような全優の淡い夢は、術後の激痛によりあっけなく潰え現実に引き戻される! 息をするのも辛いのに痛みのせいで眠ることもできない、過酷な状況の全優。そして彼女の知らぬところで、家族は医師から腸が壊死する可能性を宣告される。島袋一家はこの想像を絶する厳しい闘いを乗り切ることができるのか!? そんな過酷な状況なのに毎ページ笑いどころがある稀有な闘病エッセイ漫画、5巻目を迎えてますますヒートアップ!
感想・レビュー・書評
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ついに全優氏、人工肛門増設(一時的)へ。
これ、オストメイトへの理解を広げる優良マンガじゃない?
人工肛門がどんなものか、どんなグッズが必要でどういった苦労があるかよくわかる。これを読んだ健常者が不用意にオストメイト付きのSAのトイレを使用しなくなることを祈る!
しかし全身麻酔が切れたあとの痛みって、すごいんだなぁ。
持続的に背中から麻薬を注入していてもあれほどとは。
腸が壊死する5秒前!だった筆者が、壊死することなく無事生還したことはよかった。なんせ50%の確率でしたからね。
シビアな病状なのに、こんなに読みやすく面白く描かれているからつい買っちゃう。登場人物みんな好き。全優さん、がんばれ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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闘病記文庫 -
登録し忘れていた。
本編は「いいから読め」としか言いようがない快作、おまけの入院グッズ指南は「そんなに入院する人他に知らんよ……」となるし、何より表紙がめちゃくちゃ気持ちいい。 -
腸全摘こわすぎ めちゃめちゃ痛そう
おまけ漫画のラーメン食べに行った話とかこれまでのことを思うと感動してしまう