- Amazon.co.jp ・マンガ (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047370777
作品紹介・あらすじ
“好き”の気持ちに、国境はない。
はっぴいえんど『風をあつめて』。
村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』。
岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』。
ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』。
台湾・台北で暮らす少女・緑(リュ)は、
日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。
見たことのない景色。初めての感情。
そして不思議な少年と夢に。
まるで、風に吹かれるように。
これは音楽を愛し、
物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。
『猫を棄てる 父親について語るとき』(著・村上春樹)で、
装・挿絵を担当した台湾在住の漫画家が贈る、初連載作品。
世界が私を待ってる。
初めての物語、初めての音、初めての夢が、
私と出逢う、その時を。
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感想・レビュー・書評
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村上春樹「猫を棄てる」きっかけで
お借りした本。
好きな感じの漫画だった。
歌。かわいい、無邪気な主人公、知っている人に似ているような気もする。 -
音楽に国境はないね〜
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絵が圧倒的に上手い。
日本の音楽や小説などの文化に接する台湾少女が主人公というのは、新鮮で面白いなと思う。
漫画だけど、爽やかな映画や小説のような空気感がある。
ただ、まだ上を読んだところだけど話が内省的過ぎて今のところ好みではない。
でも絵は本当に上手い(二度目)。 -
紛れもない名作の予感!絵もストーリーも素晴らしい。才能の塊。ふう。
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遠くて近い、近くて遠い台湾の若者たちの物語。
日本のサブカルに思いを寄せるのは、自分のむかしを見る様で、心がきゅっとなった。いや、私よりも東京や音楽に対してずっと真摯だ。汚れのない、綺麗な目で時の流れを見てて心が洗われる感じ。
小説のようなうつくしい漫画。 -
緑ちゃんがはっぴいえんどのアルバムが台湾に無くて、YouTubeで聞いたりしないで自分の足で日本まで探しに行ったのがちゃんと音楽への愛情を感じた。NJへの愛情かもしれないけど。
https://tvbros.jp/serial/top5/todamakoto/2022/06/18/45596/