ダニッチの怪 1 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 68
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047374003

作品紹介・あらすじ

マサチューセッツ州のうらぶれた町「ダニッチ」。1913年の聖燭祭に、「ウィルバー・ホウェイトリイ」は産み落とされた。しかし町の誰もが、彼の「父親」を知らぬと言う……。ウィルバーの祖父、老ホウェイトリイは言った。「いつの日か、ウィルバーがセンティネル・ヒルのてっぺんで、父親の名を呼ぶだろう。その時に人間達は、その名を知ることになる……」衰退した村に遺る、太古の悍ましき伝説。人類の想像を超える、呪われた「怪事件」が幕を開ける。

「クトゥルフ神話」の代表作を、世界中から最高評価を受ける「ラヴクラフト描き」が完全漫画化。

【手塚治虫文化賞】マンガ大賞最終候補、【米国アイズナー賞】ノミネート、【仏国アングレーム国際漫画祭】公式セレクション選出、【仏国Prix Asie de la Critique ACBD】受賞、【仏国DARUMA】最優秀作画賞・最優秀デザイン賞受賞、【米国ハーベイ賞】ノミネートほか、数々の賞賛を呼ぶ「ラヴクラフト傑作集」シリーズ、「ダニッチの怪」1・2巻同時発売。



●「ラヴクラフト傑作集」シリーズ
『インスマスの影』全2巻/『クトゥルフの呼び声』/『時を超える影』全2巻/『狂気の山脈にて』全4巻/『魔犬』/『異世界の色彩』/『闇に這う者』

●田辺剛・好評既刊
『The Outsider 田辺剛 Extra Works』/『サウダージ』(作:カリブsong)

●コミックビーム 公式ツイッター
@COMIC_BEAM

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が私好みの不気味さで表紙買い(笑)
    ①②巻続けて読んだので詳しい感想は②巻目で。

    マサチューセッツ州・ダニッチ村。
    そこは辺鄙な場所で衰退の一途を辿っている、
    村人たちは近親婚を繰り返し閉鎖的。
    そんな村で1913年2月、
    老ホウェイトリイの一人娘・ラヴィニアが
    父親の分からぬ男の子を産んだ。

    原作未読なので
    なんの知識もなく読んだのだけれども…
    きっと絵柄と内容が合っているんだろうね。
    不気味さ100%

    何かが起こる…起きている

  • ラヴクラフトのクトゥルフ神話というと、多くのRPGに登場するクリーチャーや武具の元ネタになっていることで有名。名称だけ借りているものもあれば、「ペルソナ2」のようにストーリーの根っこに関わってしまうものまで。

    そんな有名なラヴクラフトにクトゥルフですが、直接原本を読んだことがありませんでした。今回、この『ダニッチの怪』を購入したのも、少しは触れておかないとメガテン好きとしてはいかんのではないのか、という謎の使命感。
    『ダニッチの怪』が、神話中のどこに位置するかとか、何もわからないけど初見なので楽しみです。

    孤立した村と、そこに蔓延る異質さを映画的なコマ割りで進む場面が、気味の悪さ居心地の悪さを印象づけて、心地よく読み進めさせてくれる。決していい気分ではないのだけど、心地よく感じてしまうのは、物語がもつ求心力なのだなぁと思う。負の感情でワクワクするというのは、怖いもの見たさなんでしょう。

  • 単行本待ってましたダニッチの怪!
    しかも1・2巻同時刊行とかうれしすぎる
    3巻からおぞましい『何か』が顕になるのかwktk
    (いや ヨグ=ソトース言うてたけどさ
    今年2巻出ちゃったから再来年くらいかなぁ待ち遠しい

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