政略結婚の夫に「愛さなくて結構です」と宣言したら溺愛が始まりました (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA (2023年4月14日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047374904
作品紹介・あらすじ
家族から虐げられる伯爵令嬢マルグリットは、王命で敵対する公爵家の次期当主ルシアンと政略結婚することに。
「お前を愛するつもりはない」
「わたしも愛する気はありませんので、どうぞご心配なく!」
「……」
冷遇されても明るく振る舞うマルグリットにルシアンは次第に心を開き、妻を愛するようになるが――不器用な二人のすれ違いは続いていき!?
感想・レビュー・書評
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デロ甘な恋愛物。主人公の前向きさと、幸せになる事への不安が、噛み合っていて、上手い。キャラも立っていて、読んでいて納得できた。
たぶん、あと2回位は読むんじゃないかな?作者さんに注目してみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家族からの酷い扱いのせいで、何に対してもかなりの耐性ができてしまったマルグリット。ルシアンに嫁いでからも冷遇されているはずなのに、すごく大切にされている、実家に比べて天国。と全く堪えていないのが面白い。辛いと思うところに気が付かないのは心配にもなるけれど。ルシアンが軟化してからも、自分が好かれることなんて考えてもいないのはもどかしい。辛くあたられることには堪えないけれど、好意を向けられることには慣れていないマグリットの反応も楽しかった。少しずつでも大切にされることになれて、自分がいたい場所にずっといられるといいな。と思った。
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