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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047911031
感想・レビュー・書評
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昔、確か中学生の頃に市立図書館で借りて読んだ本。
けれども、今では図書館の蔵書から外されてしまっている本。
読者がいないからか、はたまた内容から閲覧禁止になったのか・・・
ベニート・ムッソリーニの妻、ラケーレムッソリーニが綴る、ムッソリーニ像。
私は第一次世界大戦・・・というか戦時生まれではないため、一般的に言われている独裁者としてのムッソリーニがイメージとしてあった。
しかし、妻の視点から語られるムッソリーニは、優しく頭脳明晰でしっかり者の素晴らしい人物。
身内の欲目等が入っているはずなのでそのままとることはできないけれど、ムッソリーニは独裁を行った悪者とは一概に言えないのではないかと思えてくる。
彼なりに国を良くしようと思って、しかし穏便にはどうにもならず強硬に出てたのではないか、
いわゆる、時代がそうさせたのではないか・・・
ヒトラー、ポル・ポト、スターリン達はどうだったのだろうか。
他の歴史の側面ももっとしりたくなる、。
興味深い一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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