運のいい人、悪い人: 運を鍛える四つの法則

  • KADOKAWA
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047914599

作品紹介・あらすじ

世の中には運のいい人と運の悪い人がいる。ツキのある人生とツキのない人生はいったい何が違うのか。誰もが、運の不公平さには気づいていても、どうしてその違いが生まれるのかはうまく説明できない。英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士は、講演会での聴衆のやりとりのなかで、幸運と不運を隔てるものに興味を抱き、調査を開始した。"運の科学的研究"だ。ちょっとしたアンケートからはじめた調査は10年の歳月を費やし、実験の協力者は数百人にのぼった。その結果、「運のいい人」に共通する「四つの法則」にたどり着いたのである。さらに、「運の悪い人」たちに、法則を実践してもらい"運"に変化があるかどうか試してもらった。結果、"運"は考え方と行動で変えられるということが明らかになったのである。英BBC、米NBC等で話題沸騰、世界30カ国でベストセラーとなった"運"の科学書。

感想・レビュー・書評

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  • 運のいい人は、直感を高める方法を知っている。

    例えば、頭を空っぽにする。瞑想する。静かな場所を探す。

  • 昔の本だったけど、面白かった。
    やっぱり直感というものは大切なんだな。
    瞑想はちょっと興味をそそられた。

  • 運のいい人も悪い人もいない、考え方次第だってことかな。
    楽天的な人はよく行動して、チャンスも多いし、何かあってもへこたれずに出来ることをやる。

  • 運について経験則から導き出した四つの法則があることを説く本

    目次
    <blockquote>1 あなたは運のいい人?
    2 運を鍛える四つの法則
    2-1 法則1 チャンスを最大限に広げる
    2-2 法則2 虫の知らせを聞き逃さない
    2-3 法則3 幸運を期待する
    2-4 法則4 不運を幸運に変える
    3 幸運な人生をつかむために
    </blockquote>
    まあ、誰もが思うことだけれど、眉唾モノに見えるんだよね。タイトルだけだと。
    運なんてコントロールできるわけが無い。運のいい人と悪い人の違いは、まさに生まれたときから決まっていることなんだ……と。

    しかし、それが間違いだということに気付くことは意外とある。
    この本では、その気付き、つまり直感という能力を働かせることについて、多くの体験談から導き出した4つの法則を唱えている。

    <i>法則1 チャンスを最大限に広げる</i>
    運のいい人は、チャンスに気付き、それを自然に受け入れる。
    人と合うこと、つまり外交的であることが、チャンスと出会う確率を高めている。そして、肩の力を抜き、力まず、周りをそれとなく見る。そして、新しいことにチャレンジする。
    どっかでそれっぽい金言の載った本を読んだような気が……。

    <i>法則2 虫の知らせを聞き逃さない</i>
    正に、直感を信じるということ。そして、普段から直感を研ぎ澄ます努力を怠らないこと。
    この部分は、どうしてもスピリチュアル的なんでしょうね……あまり長くなかった。
    直感を研ぎ澄ますといっても、瞑想だとか、静かに物思いに耽るとか、そういう程度しかなかった。もうちょっと具体的な例があればよかったのだけど……。

    <i>法則3 幸運を期待する</i>
    将来が有望であることを期待する……ってことかな。一言で言うと。
    どちらかというとポシディブシンキングだなーと思う。
    「幸運が将来も続くと期待する」、「可能性がわずかでも目標を達成する為に努力し、失敗しても諦めない」、「対人関係がうまくいくと思っている」。
    特に二つ目の、<b>最後まで諦めない</b>という姿勢はアリだとおもうなー。これは人によっては少し思い当たる節があるんじゃないかなぁ。三つ目の対人関係がうまくいくと思う、これはちょっとパッと見わからないけど、法則1の外交的であることとそこはかとなくつながりがあって、対人関係に自信があるってことが、運命の人を引き込むきっかけになるらしい。例えば道ばたで声をかけられるとか。(キャッチは勘弁願いたいが……)
    話しやすいオーラが出てたりするんだろうな……。

    <i>法則4 不運を幸運に変える</i>
    最後は不運に対しての見方の違い。
    不運に見舞われても、その出来事のプラス面を見つけたり、その不運が将来にはプラスになると信じていたり、不運そのものに固執したり、引きずったりせず、また積極的に動くことで不運を避けようとする。
    最初の二つは見方を変えることだし、どちらかというとポシディブシンキング。
    固執しない・引きずらないというのもそうかな……。
    積極的に動くのは、法則1の新しいことにチャレンジすることにも通じる。

    結局のところ、それっぽい因子4つがあるけど、行動や気持ちの持ちようで幸運に近づくことができるってことだね。
    実際、セレンディピティとも関わってくる考え方(この本ではその単語は出てこないけど、主張そのものは似通っている)だね。よく似てる。
    そして、ビジネス本のどこかでやっぱり似たようなことを述べていたりするものだ。
    経験則ではあるのだけど、確かにそうなのかもしれない。

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  • 1

  • 読了

  • 自分は運がいいと思っている人と運が悪いと思っている人が物事を選択するときの思考や付随する行動の統計を実例をふまえてまとめた感じの本でした。

    運がいい人は、無意識のうちにリスク回避能力が高く、物事を選択するときも無意識のうちに先の行動を予測して、物事がいい方向へ向かうだろう選択をすることができる。

    運が悪い人は、無意識のうちにリスクが大きい方を選びがちだということがよくわかりました。

    一寸先を予測して動くことの大切さを改めて感じました。

  • 幸運と不運のそれぞれのエピソードとアンケートデータをもとに運を掴むための法則についてまとめられていた。
    ワイズマンの運について研究しようと思ったきっかけについては、面白い切り口だったが、幸運と不運の捉え方がポジティブアプローチによる捉え方のように感じ、意識としては理解できそうだが、行動への落とし込みのイメージがつきづらいと感じた。

    例えば、前向きな方法で不幸を幸運に変える
    ということであっても、言いたいことはわかるが、前向きな姿勢にするために何をするのかのイメージが湧かなかった。
    もうすこし、行動単位に落としてもらう方が読んですぐに行動に落とせそうな感じがした。

  • 心理学のカテゴリーに入れたのは著者が心理学者だから。直感や運の良さは主観的な判断であり,その判断が有意に「よい結果」に偏っているならば,実験する価値はあるような。familiarity効果のようなものかもしれないが。
    来年は「運が良い人」を集めよう。

  • 自分の運を理解し、コントロールし、チャンスを増やす方法。(を科学的に解明した)

    簡単なテストで自分の幸運のスコアが分かる。
    ちなみに自分は低い部分、高い部分、中間部分、とあり、
    10前向きで8悪い部分が足を引っ張っていたような感じであった。笑

    実際この幸運な人の心持ちを実践し、数週間で偶然的な幸運な出来事が増えきたような感じである(そちらに意識や思考を向けている)。

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