グラン・ロ-ヴァ物語: 決定版 (1) (あすかコミックスDX)
- KADOKAWA (1998年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048529365
感想・レビュー・書評
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私のファンタジーの基盤を作るもの、その2。悲しい、切ない、でも優しい。許されるから傷つけてはいけないということをもう一度考えましょうというか。無性に泣けます。
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世界の広がりがすばらしい。大切に作られた世界だとよく判ります。
これぞファンタジー。 -
繊細な絵柄に似合わず、ブラックな側面を感じる作品です。ケチな詐欺師だったサイアムはグラン・ローヴァのじーさんと旅をすることになりますが、旅の終わりに待っていたのはほろ苦い結末でした。大上段に振りかぶって世界の救済を叫ぶ物語ではないだけに、日常の小さな願いやささやかな想いの積み重ねの延長に世界の救済があって欲しくなります。運命や宿命という言葉に縛られることのない日常の物語は、日常であるだけに悲しみや残酷さと背中あわせなのだと思います。本当は誰でも知っていて、だのにすぐ忘れてしまう大切なこと。できれば忘れずにいたいものです。
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絵本みたいな雰囲気の漫画です。「指輪」とかファンタジー好きなら是非。
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本当は潮出版社版をお薦めしたいのですが・・・(装丁が美しいので)
ハイファンタジーの一大古典「指輪物語」の流れを汲む、人の心の「光」と「影」を描いた壮大で叙情豊かな物語です。
紫堂さんの描くお年寄りはほんとにチャーミング♪ -
”グラン・ローヴァ”と呼ばれる老人と出会った、詐欺師の青年サイアム。銀晶球の力を巡る争いの中で、彼は多くの真実を目にします。美しい世界観と繊細な画風で織り成される物語。
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ルウム王国の南、ロードリアスから始まる賢者と詐欺師の愉快で過酷な道行。「辺境警備」と同じ世界です。人の力と自然とのバランスを考えさせられます。決定版全4巻。
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王道のファンタジーです。やさしい気持ちになれます。
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壮大なファンタジーです。
ちっぽけな詐欺師の青年が銀水晶を身に帯びて、人以外のものやいろいろな事を体験していくうちに、なにかをつかんでゆく…そんな物語です。
かなり、オススメ