俺を好きなのはお前だけかよ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 240
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048657471

作品紹介・あらすじ

第22回電撃小説大賞<金賞>受賞作!
俺はパンジーこと三色院菫子が大っ嫌いだ。
なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。

ここで質問。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃない。クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼馴染み・ひまわりという二大美少女!! 意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そして告げられた『想い』とは! ……親友との『恋愛相談』かぁハハハ。
……やめだ! やめやめ! 『鈍感系無害キャラ』という偽りの姿から、つい本来の俺に戻ったね。でもここで俺は腐ったりなんかしない。なぜなら、恋愛相談に真摯に向き合い二人の信頼を勝ち取れば、俺のことを好きになってくれるかもしれないからな! ん? 誰が小物感ハンパないって?
そんな俺の哀しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。パンジーこと三色院菫子。三つ編みメガネな陰気なヤツ。まぁなんというか、俺はコイツが嫌いです。だって俺にだけ超毒舌で、いつも俺を困らせて楽しんでいるからね。だから、コイツとは関わりたくないってわけ。
なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。

感想・レビュー・書評

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  • ブクログの献本で読んだ。笑えそうな内容の本だったので、献本に応募した。期待した通り笑えて面白かった。ただ笑えるだけではなくストーリーに意外性があるのが良かった。如雨露の本性への変わりようと各登場人物が自分の好きな人を言う場面が特に笑えた。サンちゃんの思惑とパンジーの正体が意外だった。あとがきによると、続きの構想があるようなので、これからどう話が続くのか気になる。

  • 【電子書籍】気にはなっていたけど、手が出なかったのをアニメ化すると聞いて購読。面白い!この人間関係の複雑さはすごい。これからどうなっちゃうのか、次の展開が気になりすぎるので、引き続き読むことにします。

  • 初めて読んだラノベ

    最初は少し抵抗があったけど読んでみたら文体も分かりやすいしとても読みやすくてどんどんハマった

    学園恋愛ものだがところところでコメディ要素があり、伏線やミステリーっぽい要素が盛り沢山でノンストップで読んでしまうほどハマる

  • マンガとアニメは見ていたけど、原作は読んでなかった。

    文体が素敵で、引き込まれる。

  • 全生徒に存在を知られている主人公。
    それは何故かと言いますと…。

    主人公に近寄ってくる女の子に、もしやこれは
    ハーレム状態か?! とおもいきや…な展開。
    ここからもしや? というわけでもなく、現実世界でありそうな
    思考回路というか、展開というか。
    ハーレムを期待すれば、きれいに裏切られます。

    主人公と親友と美少女、がそろえば、確かにこういう事は、と
    思わずにはいられない展開。
    違うのは、ここまで友情厚い人がいるか、という所。
    しかし女の子の心情というか、やりくちが
    ものすごく綺麗に、違和感なく書かれています。
    お約束展開にならないのも、いい意味で
    予想を裏切ってくれました。
    最後(?)の、唯一言い寄ってくる女の子に関しては
    無理がある気がしますが。
    さらしって、そこまで頑張れませんが。

  • 自称平凡な鈍感系男子の幼なじみの生徒会長と幼馴染みの両手に花ラブコメ……かーらーのー素に戻った主人公の語りかーらーのーとんでもラブコメ。

  • ブクログの献本企画で当たりました。第22回電撃小説大賞<金賞>受賞作、駱駝のライトノベル。主人公ジョーロを中心に、3人のヒロイン、コスモス先輩、ひまわり、パンジー、そして、親友のサンちゃんが繰り広げるラブコメです。途中まで読めばオチは完全に分かってしまうライトノベルのテンプレっぽい作品です。そのままなら面白くもない寒い作品になりそうですが、そのテンプレを逆手に取って、作者が色々な事をして遊んでいます。ここまでやられると逆に笑わざるをえない感じです。本作はきっちりと終わったように見えたのですが、続巻があるらしいですね。どうなるんでしょう。

  • オチは、リア充爆発しろッ、ってとこだけど、なかなか楽しく読めた。主人公に感情移入しにくいのが勿体無いかな。

  • 献本に当選して読んだ本。

    何というか読後感の悪い本。
    内容はテンプレですが、この手の本がテンプレなのは決して悪いことでは無いと思います。

    ただ、登場人物の行動理由に共感出来ないので、読んでいて腑に落ちないし、すっきりしない感じがします。また、読み始めて半分ほどで登場人物が全てテンプレ的で浅いことが分かるので、読み進めるのにやや努力が必要です。

    この様な本を読むと、この本が目指したであろう「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」は売れるべきして売れていることが良く分かります。登場人物が魅力的で行動に対して納得感があります。

    お約束のちゃぶ台返しも実は眼鏡っ子は××もありますが、で、どうしたの?という感じで終わります。読み易いことは確かですが、それだけでした。厳しめでごめんなさい。

  • 超テンプレ。
    テンプレすぎて先が読める読める。
    でもまあ、こういうのもたまにはいいかな、と。

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著者プロフィール

第22回電撃小説大賞《金賞》受賞者

「2023年 『やがてラブコメに至る暗殺者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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