デュラララ!!×13 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048662178

感想・レビュー・書評

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  • 人が何かを恐れるのは、相手の中身を知らないから。
    森羅の愛は行き過ぎだけど、分かり合うには相手を知るべきというのは大切だと思った。

  • シリーズ最終巻。

    帝人と正臣、杏里の3人の思いが錯綜してお互いに身動きが取れなくなっていたのを、千景が男らしくすっぱりと切り込んでいき、ようやく帝人と正臣は直接向き合うことになります。しかし、このときすでに帝人は、ダラーズをなくすという決断を下していました。

    一方、首を取り戻して記憶を失ったかに見えたセルティでしたが、そんな彼女への愛を貫いた新羅によって、ふたたび彼らの日常が戻ってくることになります。

    ということで、ひとまずは一件落着といったところではあるのですが、あまりに各方面に伏線を広げすぎたために、十分に回収できていない印象も拭えません。罪歌を操って街を大混乱に陥れたのが那須島だったという展開はまったく予想外だったのですが、彼が小物すぎていま一つ盛り上がりに欠けるように感じました。

    また、臨也が最後にどんな悪役ぶりを発揮するのか楽しみにしていたのですが、彼は静雄との戦いにベタ付きになってしまい、前巻の最後以降ほとんど身動きが取れない状態になってしまいます。また青葉にも狡猾な企みを働くチャンスがあったように思うのですが、千景の男らしさと帝人の静かな決断によって完全に芽をつぶされてしまい、つまらない小悪党で終わってしまったような印象を受けます。じっさい彼にはもう少し暗躍させた上できっちりお灸をすえるような結末にしないと割に合わないように感じます。

  • デュラララ、遂に三つ巴の抗争完結。

    完結編なだけあって、
    本格的に戦ったりするよりは
    解決!って感じだったけど、
    なんだかスッキリした感じ。

    正臣かっこ良かったし、
    (報われない感じだっけど)
    静雄は強すぎるし
    (もっと人間らしい静雄が見たかったけど)
    面白かったかな。

  • 終わったーーー…のか?

    あくまでもダラーズ編の終結な感じが否めず所々不完全燃焼感有るのはだから続編も読んでねってことなのかしら…

    あわわわなんて商売上手。

    でもまぁ何はともあれこの一言で一旦締めましょう。

    新セル尊い‼︎‼︎‼︎‼︎



    デュラ×結楽しみ‼︎

  • 「デュラララ!!」の最終話の最終巻。

    ここまでのあとがきを読んでいると、割と後先考えずに適当に展開させていっている御仁の様だ。
    個人的な偏見だと、ラノベって大体そういうものな気もするけど。
    だらだらと4冊も続いた割に、風呂敷を広げまくった後くちゃくちゃに丸めた様な印象を受けた。
    纏まりが無いし、決着付けて欲しいなってところがなあなあだったり、本来は使い切りのつもりだったんだろう部品が再利用されたりと何だか蟠る感じ。

    そもそもはアニメの「バッカーノ!」が面白かったので原作を読もうと思ったところがスタートで、でもまだ完結してないとのことでまずは成田良悟の完結作品を何か読もうということで手に取った本作。
    特殊な編集で見せ方を工夫したアニメの勝利だったんだろうと思う。まぁ後出しだしね。
    多分「バッカーノ!」は読まないです。

  • 一応区切りで第一部完だそうです・・もう二部はいいかな^^;
    登場人物でセルティ(人じゃない?)と静雄は好きだけど、他はどうも・・特に主人公格の高校生3人はどちらかと言えば嫌いで・・ともあれ広がり過ぎた内容、なんとか決着がつきました。展開とまとめ方に感心するけど「バッカーノ」同様、読むのに疲れる。やっぱり登場人物が多過ぎるって・・

  • どうなることかと思ったけど、3人の仲が元に戻ってよかった!
    納得の行く形で終わってよかった。

    第2部もあるみたいだけど、それは主人公達かわっちゃうのかな?

  • 臨也と静雄の本気の殺し合い、池袋の記憶をなくしたセルティ、ダラーズの終わり、罪歌の顛末、など盛り沢山だった。
    ダラーズを終わらせるために拳銃を使った帝人が壊れているが最後に戻ってきてよかった。
    静雄を人間ではない化物とする臨也だが、静雄を人間だと思ってくれる人がいて、嬉しかった。
    セルティと新羅の愛が素敵。
    杏里も自分や友達に向き合って、池袋の様々なゴタゴタが終わった。
    第二部が楽しみだが、臨也が帰ってきそうで怖い。
    セルティのいる池袋が、最高の池袋だ。
    最後の一文が感慨深かった。

  • 3月21日読了。購入。

  • 第1部が完結。修羅場だらけでハラハラしたけれど、最後はそれなりに上手くまとまって良かったです(途中から展開が読める部分もあったけど・・・。というかこの人って、わざとそういう書き方をしてるのかな?)。
    含みを持たせた部分はまた、第2部かそれ以降に繋がるんでしょうね。

    物語とは関係ありませんが、13巻には挿絵がないのが少し寂しかったり。
    あと、誤字脱字(確か2箇所発見)が気になりました。チェックが甘いよー。

著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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