C.S.T. 情報通信保安庁警備部 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.34
  • (6)
  • (21)
  • (29)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 278
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048663298

作品紹介・あらすじ

脳とコンピュータを接続する"BMI"が世界でも一般化している近未来。海外から苛烈なサイバー攻撃にさらされた日本政府は、サイバー空間での治安確保を目的に「情報通信保安庁」を設立する。だが、それを嘲笑うかのようにコンピュータ・ウィルスによる無差別大量殺人が発生。家族に被害者を出した情報通信保安庁警備部・御崎蒼司は必死に犯人を追う一方で、美しい同僚・伊江村織衣の身の安否も気遣うのだった-。スリリングな捜査ドラマと、不器用な恋愛模様が交錯する、超エンタテインメント作品!第20回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • テーマのBMIと脳へのウィルス攻撃は、今となっては目新しいネタではありません。その上でのプラスアルファがもう少し欲しかったかな。
    文章はあまり上手くないと感じました。所々説明不足だし、スポットが当たるキャラが急に変わるのもちょっと戸惑いました。
    あと、あの終わり方はちょっとないような気がします。次への布石なのかもしれませんが、犯人が逃げてしまっているんですから、登場人物達はあんなにスッキリとしないでしょう。

  • 恋愛小説として読みました。三十湊さんの書く恋愛小説は、ムズムズしますか、純粋でいつも良い感じです!御崎と伊江村が結ばれる日を2巻以降で期待してます。アーメン!

  • 脳とネットワークがリンクする…といったようにコンピューターが発達した近未来が舞台の、サイバー事件を扱う組織の話。恋愛要素は個人的にはそんなにいらないかな。用語を理解するのが大変で前半なかなか頭に入ってこなかったのですが、後半は楽しく読めた。伊江村さん、好きだな。

  • 面白かった!
    スリリングな展開も御崎と伊江村の拙い恋愛も良かった
    浅井が太ってるイメージだったのに絵は少年みたいでびっくりした
    浅井が一番好きかなー
    みちるちゃんには僕も面倒見てもらいたい

    完結まで一気に読めそう

  • (内容)
    脳とコンピュータを接続する“BMI”が世界でも一般化している近未来。海外から苛烈なサイバー攻撃にさらされた日本政府は、サイバー空間での治安確保を目的に「情報通信保安庁」を設立する。だが、それを嘲笑うかのようにコンピュータ・ウィルスによる無差別大量殺人が発生。家族に被害者を出した情報通信保安庁警備部・御崎蒼司は必死に犯人を追う一方で、美しい同僚・伊江村織衣の身の安否も気遣うのだった―。スリリングな捜査ドラマと、不器用な恋愛模様が交錯する、超エンタテインメント作品!第20回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞作。


    (感想)
    用語が少し難しいですが、SF系はあまり読まないので新鮮でした。

  • 設定は好きだ。社会情勢なんかもなんとなくリアリティ感じるサイバーもの。しかしサイバー感が出てたのがほとんど終盤だけだったのが惜しいような。こういうタイトルなのになんか唐突な気すらしちゃったしな。
    そして主人公がプログラミングとかそういうの得意じゃなくて恋愛方面でしか動いてなかったような気がするのが…うーん…という気持ち。

  • ラノベにしてはいいんじゃないだろうか?→ラノベ好きの方すみません。
    なかなかの設定だし、キャラクターもそれぞれに出来てるし。ただ、なかなか事件がすすまない。まぁ、それぞれの人物紹介か、過去を振り返るシーンが挟み込まれていたからだとは思うが。
    これは絶対TVドラマ向きだと思うなぁ!
    続けて読みます。恋路も気になるし笑。

  • こういうの好き!

  • 2015.5.6読了。母上殿が珍しく選んだ刑事SFラノベもの。刑事SFだから攻殻機動隊やサイコパス系を想像していたが、雰囲気はストロベリーナイトに近いものがあるかなーと思った。でも読みやすさは流石ラノベといったところ。織姫と彦星の隠喩は個人的に好き。アクションがクライマックスに少ないのと主人公がその現場にいないのとラストを二人のケジメ?に持ってったのとが相まって小説としては恋愛物として賞を取ったのかな?と思う。あとがきでバリバリ文系の人が書いたとは意外だった。

  • ネット通信が小型端末で出来て仮想視野が確立され五感を共有できるようになった話。

    好きな人の前でいい人ぶっちゃうのは皆よね。
    御崎さんみたいな人好きだなぁ。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九七九年岐阜県生まれ、愛知県在住。第20回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞し、デビュー。著書に、「ちどり亭にようこそ」シリーズ(全4巻)、『かくしごと承ります。~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~』など。

「2022年 『出張料理みなづき 情熱のポモドーロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

十三湊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×