ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年3月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048664141
作品紹介・あらすじ
リンダと過ごした高校時代。卒業式の翌日の記憶喪失。そして大学での完璧な香子との出会い。以来、笑ったり悩んだりしながら、楽しく輝かしい大学生活を送ってきた万里。季節は秋、おまけんの活動の集大成でもある学園祭が迫っていた。しかし、それを目前にして万里の記憶に異変が起こり始める。その様子を目の当たりにした香子はある決意を固め、柳澤や千波、二次元くん、そしてリンダもそれぞれの想いのもと、行動する。みんなの関係と、香子と万里のままならない恋の行方は?竹宮ゆゆこ&駒都えーじが贈る青春ラブコメ、感動の完結!
感想・レビュー・書評
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まさかの現在ハッピーエンド。
過去ハッピーエンドかと思ったが、あくまで未来を見据えたエンド。
このあたりはさすが。
個人的にはちょいと残念だけど、未来に進もうと決意してくれているのでOKかな、と。 -
香子と万里が幸せに決着して、ホント良かった!
いろいろ難点とか疑問が解消されないところは多いけど、
それだけで満足します。
とらドラみたく、アニメと小説の決着を少し変化させてくれたら、なお良かったのに、というのは贅沢。 -
ついに……完結した。(kindleでの話)
ゴールデンタイムは、非常に構成も、文体も、そして、なにより描写も(この作品で描かれる東京の大学生像のリアリティが、どれほどのものかは読めば分かる)全てにおいて素晴らしいの一言だ。
とらドラも名作だが、個人的には、ゴールデンタイムの方が好きだ。(ただし、キャラクターとしては、大河が一番好きだ)
とりわけ、地方から東京に行く大学生のアイデンティティの揺らぎの問題を記憶喪失というモチーフとして描ききったこと。これがこの作品において一番の読みどころだった。
また、万里の記憶喪失は、ある種ループもの的なものへのアンサーとしても読むことができると思う。
何度記憶喪失しても万里を何度でも出会い直し、愛すると誓う香子は、万里を存在から肯定している。
まどかマギカのほむらによるまどかへの「愛」との対比について考えさせられたが、それはまた別の機会に語ることにする。
とりあえず、ゴールデンタイムは、一読をお勧めする。 -
まさかハッピーエンドとは思わなかった。やなっさんとNANA先輩イケメン
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最終話。不思議な話の見えない箇所はあるけど、面白かった~♪
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完結!
ここまでの伏線をこの8巻で回収しきれるのかな、と少し読む前は不安だったのですが杞憂でした。
見事にすべてをいかしています。
最後まで読んでよかったです。 -
完結。万里と香子は落ち着くところに落ち着いたけど他の扱いがとても微妙。とくにリンダとか。