青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年8月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048668088
感想・レビュー・書評
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シリーズ2冊目。同じ日を繰り返すようになった咲太は、その原因と思われる後輩の朋絵と嘘の交際を始めることになる。前巻より読まなければならない空気感というのがはっきりと描写されていて面白かった。女子特有の空気感とか窮屈さとか、それを乗り越えて大人になっていく青春て良いなあ。今後こんな感じで咲太ハーレム系じゃなかったらもっと良い。麻衣さんが何気に可愛く思えてきたので順調にお付き合い進めて欲しい所。(3/13-14)【2024-13】
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嘘の恋人なんて、そのうち本気の恋に変わってしまうパターンが多いが、咲太にはもう麻衣がいるわけで、ヒロインが報われないケースは珍しいかも。
主人公とはいえ、なぜ咲太だけが思春期症候群に巻き込まれるのかは確かに謎。 -
古賀朋絵とループ
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913-K-2
文庫 別置 -
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『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
著 : 鴨志田一
イラスト : 溝口ケージ
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題名に反して爽やかでおもしろい
『青春ブタ野郎』シリーズの
第二作を読みました。
当意即妙な主人公”梓川咲太”と登場人物たちの
遣り取りが楽しく、インドアで皮肉の効いた
主人公という意味では所謂ライトノベルらしさ
を感じます。
しかし、それに加えて『青ブタ』シリーズの
中核を成すのはドラマチックな青春展開と、
SFの要素である”思春期症候群”という
物理学に準えたどんでん返しの仕掛けで、
アニメから知った私は
遂には映画館まで足を運び感動に涙しました。
ほとんどの場合、原作が最も面白いので
ぜひ次は小説で読み進めていこうと思います。
二作目は絶妙な後輩との距離感や、
高校生ならではの煩わしい関係と
どう向き合っていくかが描かれており、
楽しく拝読させて頂きました。
次巻も楽しみです。
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