輪環の魔導師4ハイヤードの竜の使い (電撃文庫 わ 4-28)
- アスキー・メディアワークス (2008年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048672689
作品紹介・あらすじ
魔族の前で"還流の輪環"の力を解放し、ついに戦う覚悟を決めたセロ。しかしラダーナ達には出し抜かれ、イリアード姫を連れ去られてしまう。姫君を救うために旅への同行を申し出た騎士・ヴィオレを仲間に加え、一行はルナスティアの待つ王都へと向かう。ところがその道中に立ち寄った街で、魔族同士が争う奇妙な光景を目撃し…魔導具を求め、魔族と敵対する謎の青年。そしてその場所で再会した、セロのよく知る人物とは-?渡瀬草一郎が贈る新ファンタジー冒険譚、第4弾。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
あとがきにもあるように、今回の話は上巻に当たり、いいところで終ってクライマックスは時間に持ち越しという形になっています。
戦闘シーンも多く、またアルカインたちの会話も面白く、思わず笑ってしまう場面もありました。
アルカインが3つの選択肢を提示するのはお約束になりつつありますね。
セロの薬師の師匠が女性だったことにも驚きました。中年のおじさんあたりを想像してましたが、どこかに記述がありましたっけ?
セロの周りの女性関係がどんどん大変なことになって、自分もアルカインと同じようにびくびくしながら読んでいます( ̄Д ̄;; -
更に登場するキャラも魅力的でますます面白くなっていく、ヤンデレVS師匠の会話が漫才を読んでるみたいですねぇ。ヤンデレに気がつかないなら、愛されて幸せだと思えるんですね。
-
味方かどうかわからない魔族がでたり、セロの薬師の師匠がでたり話がふくらみが出てきた感じ。今後が楽しみ。
-
ルナスティア旗下の面々に連れ去られたイリヤード姫を追う一行。
王弟を頼って統治領に赴くも、すでに時遅し。
ルナスティア側に輪環の秘密が渡るも、彼女の独断で情報は一時保持の方向に。…これで魔族全体に知れ渡ると酷いことになりそうですし、ほっと一安心。
おにんぎょう好きなゴシックロリータ幼女(醒めてる)はもう定番化ですね。ステレオタイプに好きです。
なんだかんだ言いつつ、好きだし続きが気になるシリーズです。 -
2009.01.14.読了。
-
新キャラ登場!ちょっと好みかな。
しかしセロとその回りが自分の好みでないのであんまり感情移入できない←個人的な好み
あと、セロの考える拷問方法も、なんか、引く。
しいて言えば西天将が好き。幼女ー。
しかしfoo*さんの絵は素晴らしいなぁ。
シズクがビックリするほどかわいかった。
ところでトマトほどの大きさの トマトににたいびつ トマト…
と、なんとかという果物の説明が三回ほどトマトを用いて続いたため、個人的に果物はトマトになりました。とめいとー!
いいところで切れます。 -
王女救出編の前半。魔族に敵対する魔族が登場。このシリーズは悪くないと思うのだが、文体や言葉が拙い感じがしてちょっと残念。ラノベだからしょうがない、と言われてしまうとそれまでだが…。
-
渡瀬さんの小説は、世界設定はかなりベタなものなのに物語自体がおもしろい。多分それはたくさん本を読んでいるとありがちな「予想」というのを上手に裏切ってくられるからだと思う。設定はベタなのに展開には先を期待させる、本当に上手な書き手なんだと思う。
-
2008/10/10