それでも会社を辞めますか? 実録・40歳からの仕事選び直し (アスキー新書 96)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048676656

感想・レビュー・書評

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  • 「キャッチセールス評論家」 「悪徳商法評論家」などのユニークな肩書きのルポライターで、著書・『ついていったらこうなった ~ キャッチセールス潜入ルポ』でも有名な多田氏による「仕事選び直しマニュアル」とも呼ぶべき一冊。「会社を辞める」と決断した人がやっておくべき準備の方法や、求人情報の正しい読み方・ハローワークの活用方法など、中高年の職探しについて提言する。意を決して辞めてはみたものの、転職を何度も重ねるたびに年収などの待遇面を下げられてしまう「キャリアダウン」、新しい職場に適応することが出来ずに「前の仕事の方が良かった」などと後悔する「前職フラッシュバック」、また海外経験が豊富で英語も堪能という「オーバースペックが故の難しさ」など、アラフォーの転職の難しさを改めて教えてくれる。

  • ”アラフォー世代なので、サブタイトルにひかれて購入。
    →取り上げる事例がちと暗いような…
     でも、これが現実!?”

  • 当然、人ごとではないし、色々と思うところもあるので読んでみた。
    「実録 40歳からの仕事選び直し」とある様に、一部は取材に基づいたルポだがこれはレポートの域を越えておらず、対して読み応えなし。残りのほとんどを占める御本人の転職苦労譚に至っては、参考になるところがほとんどない有り様。キミ、それでいいの?というような行動のようで、共感できるようなところがほとんどなかった。まぁ、ゴシップ週刊誌を読んでいるようなものでした。
    それでも、離職、再就職を繰り返し、いっぱしのライターとなっているのだから、そこは何もできない自分と比較して、すごいと素直に感心する。

  • 40歳代の方が会社を辞めるのが、

    どんなに大変で、かなりのリスクを背負い決意するのかを

    実例を用いて説明している本です。


    40歳代に限定していますが、年代問わず、

    転職のため、我慢ができなくて、・・・・・・


    辞めようと思っている方は一度読んでみるといい本だと思います。


    ちゃんと理由、決意、リスクを背負っている場合は、

    年代問わず会社を辞めても問題ないと思いますが、

    感情的などの理由で辞めることはいいことだとはいえないと思うので、

    感情的、ケンカ別れで辞める子は踏みとどまることをお薦めします。


    実は、私もけっこう危ないのですが、・・・・・

  • 会社を辞めたらどうなるのか?

    →一時の感情で辞めない
    入社の目的、方向をはっきりさせておく
    我慢しなくてはいけないことが増えることを覚悟する

  •  ほぼ一日で読めてしまった。新書というよりもルポルタージュのような感じ。「40代の転職とはどんなものなのか、どれほど大変なのか」を論じる本。
     40代で転職した人々の転職模様を紹介し、そこから学ぶべき点を読者に伝えるような形式をとっている。この著者自身、転職に失敗しており、自分の体験談も混ざっているところが面白い。
     キャリアチェンジに関する本だから買ってみたけど、僕が読むべき本じゃなかったかなあという感じ。40歳まであと16年もあるし…。

  • [ 内容 ]
    「100年に1度」と言われる世界経済危機の中で、雇用の崩壊が進む日本。
    そんな逆風の中で、あえて「会社を辞める」という道を選ぶ40代も多い。
    なぜ彼らは、長年勤めた会社から離れる決心をするのか?
    辞めた後に、自分の望む仕事を見つけられるのか?
    それでも会社を辞めたい人のための、仕事選び直しマニュアル。

    [ 目次 ]
    第1章 働き盛りが会社を辞めるということ
    第2章 間違いだらけの40代の転職!?
    第3章 会社を辞めたらこうだった!―独立自営の道
    第4章 会社を辞めたらこうだった!―ダブルワーク&フリー編
    第5章 求人情報にダマされるな!―アラフォー世代仕事事情のうらおもて
    第6章 あなたは会社派?独立派?
    COLUMN 派遣切り等の現状について―日本労働弁護団・嶋崎量弁護士に聞く

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  • いろんな人(著者を含む)のストーリーが羅列されてるだけがほとんどの内容で、正直がっくし。それでもミスリーディングが内容がないだけいいかなと思う程度。

  • 勉強になりました。現実を見つめすぎたくないので、さらっと流しておきます。筆者は作家として現状は成功しているものの、それまでのまわり道や自分の苦労話を織り交ぜつつ、現在の不況とからめている。きほん、「辞めたら大変だよ」という描かれ方なので、同じテーマで、別な切り口の本も読んでみたい。でも、結局、いちばんリアリティを感じるのは、本ではなく、自分自身のエピソード.....

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著者プロフィール

ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ、宮城県仙台第三高等学校、日本大学法学部卒業。雑誌にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じた詐欺商法にも精通する。2022年「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系)などで旧統一教会に約10年間在籍していたことを公表し、大きな反響を呼んだ。著書に『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口』(産経新聞出版)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『マンガ ついていったらこうなった』『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』『あやしい求人広告、応募したらこうなった。』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』(イースト・プレス)などがある。

「2022年 『信じる者は、ダマされる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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