- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048677585
作品紹介・あらすじ
俺の妹・桐乃が、どうやら創作活動に目覚めたらしい。ところが、桐乃の書いた小説(ケータイ小説?)とやらは、同じく同人で小説を書いている黒猫にとって理解しがたいものらしく、案の定、口論になっちまった。その上、何を間違ったのか、桐乃が好き勝手書いたケータイ小説がネット上で話題を呼んで、出版社からオファーが来たっていうんだから、俺はただただ驚くしかない。というわけで、何事にも全力な桐乃が今回発動した"人生相談"によって、俺は、よりにもよって妹と、クリスマスの渋谷の街に繰り出す羽目になっちまった-!?って桐乃!さすがにその場所は兄妹で入っちゃマズイだろ。
感想・レビュー・書評
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まず前半は桐乃が沙織と黒猫と遊びに行った時にいつものごとくお互い自分の好きなアニメのことで黒猫と口論になる。そこで沙織がアニメ鑑賞会をやってそれぞれの先入観や偏見を取り除いて相互理解を深めようと提案し、実際に鑑賞会が行われるがあることで桐乃と黒猫が喧嘩になり・・・
そしてこの巻の主な話となるのは、桐乃が書いたケータイ小説がなんと書籍化されることとなり京介も取材に手伝わされてまさかの桐乃とラブホに入るとか様々なことがあってやっと出来た小説がいざ公式に発表されると桐乃ではなく他の人が書いたという事になっていた。そして兄である京介と友達である沙織と黒猫が解決するために頑張るというもの。
今回は二次創作やケータイ小説をテーマにした話だったが、読んだ感想としては妹どんだけ万能なんだよと思ってしまい、別にここまで凄くする必要はなかったんじゃないかな。沙織と黒猫はやっぱりいい奴らだなぁと思った、個人的に沙織が好き。
そして京介どんだけいい兄貴なんだよと、もうタイトルを私の兄貴がこんなに格好いいわけがないに変えるべきw
今回はちょっと話が無駄に長かったかな。これからに期待詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
麻奈美ちゃんが何気に強くなってる。
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短編2話、中編1話という構成だと個人的に認識しております(実際は全4章です)
伏見先生の描く世界に漸く馴染んできたと感じた巻。
思わずふいてしまった場面有り。
面白かった。
別の伏見作品のシリーズも併読中なので、そちらも馴染むといいなあ。 -
大体、いつも通りの展開
今回の話はアニメで放送されていなかったなと思い出して見たら、似たようなアニメ化の話で放送されていた事を思い出した。小説では小説、アニメではアニメという事かな?
色々と起きたけど、最後に京介が妹に対する感情の大元がなんであるかに気が付いたみたいだ。このまま話が進めば、一段落すると思うがどうやって続くのかね。
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それにしても編集者の持ち込みにたいする対応はあれが普通なのかな?金になるか分からないものに対し、3時間近くも消費するのは極普通のサラリーマンからするとあり得ないと思うんだけど
最後に麻奈美との話を挟む必要はあったのか?短編集で書けば良かったと思うんだけど
せっかく書かれていたのだから有効な伏線として欲しいね。 -
ついにアニメ観賞、幼馴染の家に久しぶりのお泊り
クリスマスの日に取材、盗作騒ぎ。
遊びに来た挙句、またしても喧嘩。
それを仲裁せねばならない兄…大変すぎる。
2話目は妹まったく関係なく、平和に終了。
和菓子は売れたのでしょうか?
ある意味どういう取材だ!? と突っ込みたい3話。
びくびくの4話。
そういう言いがかり、たしかにありますから
一々相手をしていたら話になりません。
とはいえ、妹もかなりうかつ、としか言いようがない。
PWを教えるって、銀行の暗証番号教えるレベルで
危険という事に気がつかなければ…。
そして最後の一言。
次で最後とは、どういう事でしょうか? -
ようやくキャラクターの立ち位置が落ち着いてきて、キャラ同士の掛け合いを楽しめるようになってきた。
これまでは妹の言動がきついせいで桐乃の印象が良くなかったが、少しずつ兄に心を許しているような場面も登場してきてバランスがとれてきたと思う。
それでも地味子が今のところかわいい。癒し系って良いよね。
作品盗作の話は胸くそ悪い内容だったが、努力しても追いつかない存在に対しての嫉妬は共感できた。