ウィザーズ・ブレインVII天の回廊(下) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 225
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048678513

作品紹介・あらすじ

北極上空の大気制御衛星内に転送されてしまった錬たちは、アルフレッド・ウィッテンの遺した日記を発見する。そこには魔法士誕生の秘密と、ウィッテンの苦悩が綴られていた。-天樹健三、エリザベート・ザイン、ウィッテンの三人が発表した情報制御理論、そしてその成果である魔法士は、世界の軍事バランスに大きな衝撃を与えてしまう。三人は「自然発生した最初の魔法士」アリスを守るため、大気制御衛星内に彼女をかくまうが-。過去と現在を繋ぐエピソード7、いよいよ完結。

感想・レビュー・書評

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  • とうとうここまで揃えちゃったな~

    月夜はどれくらい頭が良いんだろう?
    真昼ほどじゃないけどかなり…って感じなのかなぁ

    人から人外のものが生まれたらどうなるんだろう
    今の世の中だってわからない
    宇宙人みたいなものなのかな

    見てるものが同じで感じることも同じなのに
    なんで人はこんなにすれ違うんだろう
    どうして平和な世の中じゃ満足できないんだろう
    難しいな

  •  大気制御衛星の中で明かされる「魔法士誕生の物語」。
     魔法士の生みの親である科学者たち、アルフレッド・ウィッテン、エリザベート・ザイン、天樹健三と、最初の魔法士「アリス」の過ごした時間が、記録から紐解かれていきます。

     魔法士という未知の存在へ下した人類の決断。
     人類とは恐怖を前にかくも安易に暴力へ走るものなのかと、フィクションなのを忘れて絶望的な気分になってしまった……。
     そして、ウィッテンとアリスが切なすぎて涙……。

  • 発売当初からぶれずに一つの世界を描き切っているのは,流石としか言いようが無い.

    ラノベ作家って10年後も予想してプロット立ててるものなんだろうか?

    極地に浮かぶ大気制御衛星や遮光性気体,技術の進歩が早すぎることなど
    ちょっと頭の中に引っかかっていたけど,ラノベだからしょうがないと思っていた伏線すら妥協せずに回収していくのは見事.

  • 積読だったのですが夏風邪をひいて時間ができたので読みました笑
    ラブコメの回。伏線回収の回。

  • ウィズ7下。

    今回はほとんどが過去のウィッテンとアリスの話。
    これもまた切ないです。

    ウィッテン、天樹、エリザ。
    この普通なら交わらない人たちが一時的にも交わるきっかけは、アリスと普通の人だったウィッテンのおかげだと思う。


    にしても、謎が解明されたらまた謎の連続で、なんとも(笑)

  • 本巻では作品中最も積極的(?)な女子アリスさんが登場します。
    彼女とアルは勿論、彼等の傍にいた健三とエリザがすごい好きでした。
    特にエリザ!今回のエピソードで一気に好感度上がりました。
    ラストでは真昼に「おいこら!」って言いたくなるような事がありましたが
    それでもはらはらしながら楽しく読むことができました。
    かつて世界と戦っていた三人の研究者(二人は戦うつもりはなかったかもしれないけど)の軌跡に少し涙が出そうになりました。
    セラの母親について住人と話してる時にはもろ涙出そうでしたけど!
    ファンメイとセラでは考え方が違ってて、その対比が面白かったです。
    ディーのために悩むセラも必見。

  • 3巻が一番好き。

  • ネタバレとゆーか
    お約束のごとく
    新たな謎とかも増やしつつ
    設定バレの回
    ホント
    出てくるものは皆
    真っ直ぐに生きてるなー
    後書きによると
    残るエピソードは後3つ
    10で終わるってコトかな
    楽しみだ

  • いままで気になっていた伏線が一部回収されたものの、また新たな謎が・・・。
    このシリーズも最近の話を忘れかけていたので、再会の天地から読みなおしました。
    過去の話で活躍したキャラクターたちが一堂に集まって新たな人間関係が出来ていくのは読んでて楽しいですね。

    天才の在り方。ウッディン、健三、エリザ、それぞれのスタンス。
    本人の資質と感情は別物なんだよなあ・・・。

  • アリスはどこに行った?

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著者プロフィール

第7回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞。受賞作の『ウィザーズ・ブレイン』が人気シリーズに。

「2023年 『ウィザーズ・ブレインIX 破滅の星〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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