アカイロ/ロマンス4 白日ひそかに、忘却の (電撃文庫 ふ 7-19)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.88
  • (8)
  • (20)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 129
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048679022

作品紹介・あらすじ

白州高校の理事である分家"ひじり"の当主、砂姫が国外より帰還した。それにより入手したのは秋津依紗子に関する新たな情報。今まで座して待つしかなかった戦いを攻勢に転じさせることができるかもしれない-そんな希望の中、景介たちは学校の書類に記載されていた依紗子の住まいへと調査に赴く。しかし一方で、繁栄派の面々も各々の思惑の中、静かに動きを見せ始めていた。枯葉の記憶に掛かる靄。枯葉に対する景介の思い。型羽の過去。棗の迷い-それぞれの抱えていた問題が戦いの中で露になっていく中、依紗子の狂気は景介たちに何をもたらすのか?シリーズ佳境、第四幕。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 敵が入り乱れてきて面白い。力の恐怖だけではなく、絶対に理解できない者に対する恐怖というのが描かれてて良い。型羽のトゲトゲしたところがなくなってて、ちょっと寂しい(←キモい

  • つまり枯葉は学校にきたときも……はいてない!?

  • 物語のキーパーソンである依紗子が大きく動く巻でした。
    彼女が実は人間である事は明かされていますが、
    それ故に彼女の動向は酷く気になる物でした。
    その他のメンバーも事情や過去も色々と明らかになっていきます。
    特に気になったのは型羽。
    彼女の体に付いた痕を思えば、そう云う事情があるのは想像が付きますが、
    其れに関しての背景には一寸ぞっとしました。
    人間だからこそ卑劣な手段も厭わないと云う衣紗子の狂気も…。

  • 一族の謎、蔵物の謎、色々と核心に迫りつつある第4巻。
    とりあえず木陰野母最強説。
    だんだん重くなっていく話の中で、子の成長を見守る大人たちが一服の清涼剤といったところでしょうか。
    そして枯葉様がデレた(以下略)。
    余談ながら、覚悟を決めた棗が絶妙に格好良くて大幅評価UP。

  • いよいよ鈴鹿の一族の謎に迫ってきました。
    今回のポイントは3つ。

    ・景介と枯葉のラブv……景介が枯葉のことを「彼女」って宣言したのは男らしくて惚れたw枯葉は可愛すぎw
    ・子供を見守る大人たち
    ・依紗子の思惑

    個人的には型羽の家族のことが気になったなぁ。
    次巻は来月発売とのこと!よっしゃ!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×