- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048681377
作品紹介・あらすじ
学園都市の暗部で起きる事件を処理する『グループ』。最強の超能力者(レベル5)・一方通行(アクセラレータ)、魔術師でもあり能力者でもある土御門元春らで構成されたそのチームは、謎のキーワード『ドラゴン』について探っていた。それが、いまの"クソったれ"な現状を打破する唯一の手がかりであると信じて。一方、上層部に無断で行っていたその活動を煩わしく思う者がいた。その人物は、学園都市で最高の権力を持つ統括理事会メンバーの一人。彼の強大な勢力が、『グループ』に牙をむく。同じ時。元『アイテム』構成員の浜面と絹旗は、滝壺の見舞いにやってきていた。そこで突然巻き起こる、浜面の「バニーガール超好き疑惑」。どん引きする絹旗と滝壺を他所に、浜面は決死の釈明をするが。15巻、SSシリーズに続き描かれる、『学園都市の暗部』編登場。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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善とか、悪とか、そんな括りは主観的なものに過ぎない。
みんな自分の信じるものに従って戦ってる。
その信じるものの強さが何よりの武器になっている。
だからこそ、狂信者は怖いのだけど。
ただ、自分以外のものの信じるもの、自分以外にこの世に存在するものを見下すことで、自分の世界を信じているのなら、それはきっと幻想で。
自分の独りよがりで作った世界は、必ずと言っていいほど崩壊する。 -
いよいよ右方のフィアンマとの戦いかと思いきや、今回は「グループ」以下5つの組織の抗争を描いた第15巻の続編です。ということで、アクセラレータと浜面が主役を張っています。
序盤は、元「アイテム」メンバーの絹旗最愛がパンチラ攻撃で浜面を翻弄したり、おしっこガマンでふとももをモジモジさせたりする萌えパート。中盤は物語のメイン・パートで、アクセラレータ、土御門、結標、海原の「グループ」メンバーたちが「ドラゴン」の謎に迫り、学園都市の統括理事の一人・潮岸に戦いを挑みます。終盤は、復活した元「アイテム」のメンバー麦野沈利が浜面の前に現われて前回同様に浜面をいたぶるパート、というのがこの巻の自分的理解ですが、どんなものでしょう。
アクセラレータはラストオーダーを、浜面仕上は滝壺理后を守るため、アレイスターの支配する学園都市を脱出し、ロシアへと向かうことになります。こうして、上条、ラストオーダー、浜面の主役3人が期せずしてロシアに集うことになります。海原と、彼がかつて所属していたアステカの「組織」との関係にも決着がつけられ、ラストに向けてここから一気に畳みかけてゆく準備が整ったという印象です。
このシリーズはどの巻も内容が盛りだくさんですが、とくにこの巻はじっさいのページ数以上のヴォリューム感があります。あるいはお得感と言うこともできるかもしれません。 -
はまづらしぶとい
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今回は一方通行、浜面がメインのバトル編。ただ、全体ストーリーで起承転結の承からの転、または結へ繋ぐ転に該当するんじゃないかな。まぁ、一度撃破された敵役の復活は抵抗あるが(笑)それにしても、浜面のキャラがだんだん当麻に近づいてるような・・
それにしても、これだけのスケールで衝突、陰謀がありながら究極の目的が見えない・・オーソドックスに世界征服だったらしらけますね~ -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
学園都市「グループ編」 15巻の続編
巻数が飛ぶため能力などを忘れているキャラ多数出現…。