- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048689724
作品紹介・あらすじ
ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。彼の企てる『計画』 が、ついに発動する。第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、しかし人類史上でも未曾有の大災害が発生することを意味していた。フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は自らの想いを胸に戦い続ける。浜面仕上は、滝壷理后の治療を終え、クレムリン・レポートを未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。一方通行(アクセラレータ)は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止め(ラストオーダー)を救う『とある解法』に行き当たる。しかしそれはまさに禁断の一手だった。そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、インデックスを解き放つため、単身フィアンマに挑む…。
感想・レビュー・書評
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かなり面白かったです。というか一方通行さんがカッコ良すぎる。
上条さんのヒーロっぷりにはそろそろ飽きが・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
びりびりの絶妙な噛ませ犬っプリに星-1でした。
フィアンマがかっこよく見えた! -
第一部完!という感じ。次巻からやっとアレイスターが動き始める?
それにしても美琴は何しにロシアまできたんだ。 -
神の右席編終了ー。スケールはでかかったしなんとかなってよかったね!とは思うけど読みにくかった。浜面格好良いよ浜面。「ずっと一緒にいたいよ」と「ずっと一緒にいたかった」でなんかもう… やっと直接相手に言ったな言えたなお前たち…打ち止め贔屓なのでここ数冊気が気じゃなかったんですが…もう…うう…。上条さんの戦いはスケールでかすきてポカーンとしましたが、浜面や御坂は分かりやすく格好よくて読んでて面白かったです。
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ロシア編の終わり。なんという超展開。。上条さんどうなってしまうのん、、、
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ライトノベル
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右腕で力を使ってるからって、その右腕自体が力を持ってるかどうかは限らない。
その右腕が力の根源かどうかはわからない。
そんなこと、予想できなかったの?
自分のことを俺様って言ってる場合ではないよ。
典型的な力に溺れたパターンになっちゃってる。
そして、彼がそうだからこそ、決して自分の力を過信することなく、ただやりたいことに向かって突き進む上条君が寄り輝いて見えるのね。 -
設定は最高。文章は最低。あとはあなた次第。
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無印シリーズ最終巻。
その右腕で世界を救おうとするフィアンマと、世界の善意を信頼する上条との、最後の戦いです。フィアンマは上条の右腕を奪い、勝負は決したかに思えましたが、その瞬間、上条のうちから未知の力があふれ出ます。しかし上条は、その力をみずからの意志で抑え、自分自身の右腕の形に結晶化して、再度フィアンマに立ち向かっていきます。
一方アクセラレータは、学園都市が生み出した天使から、ラストオーダーを救うための切り札を与えられます。そして浜面は、みたび彼の前に立ちはだかる麦野沈利から滝壺を守りながら、もう一度『アイテム』としていっしょに行動できる日が戻ってくることを願います。
上条はフィアンマに勝利を収めますが、その結果、ベツレヘムの星がその力を失い効果を始めます。上条はたった一つ残された脱出用のコンテナにフィアンマを乗せて、自身はインデックスを救うためそこにとどまることを決意します。
最終章が2巻に別れたせいで、ストーリーに緊張感が少し欠けてしまっているような印象ですが、それでも長く続いた物語にはっきりとした結末が打たれたことに、それなりに満足感も覚えます。