- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048691017
作品紹介・あらすじ
魔法士と人間の共存を夢見た賢人会議の参謀・天城真昼の死によって、和平交渉は決裂。ついに、賢人会議とシティの全面戦争が始まる! いよいよ物語はクライマックスへ!
感想・レビュー・書評
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まさか年内に2冊も読めると思ってませんでした。という率直な感想はさておき。
一言で内容を言うと、
地球が地球がピンチです(なかがきより抜粋)。
そして恒例の4行詩が表記的(視覚的)にもヤバイ。個人的には腹くくったサクラが極端なまでに悪役道へ突っ走っているのは爽快感すらあるのに対し、作者からも「主人公」と言われた某氏よ…君が覚醒して活躍するのはあと9巻の下巻(中巻挟むこと前提)と10巻しかないぞと。まあ1巻主人公ズはずっと好きになれないままなんだけど。
内容については、もう何話してもネタバレになるのでここまでにしたいけど、全10エピソードに向けての伏線回収がすごい。ハピエンが拝めるのかは最早神のみぞ知る世界、なので頑張って生き延びようっと。続きはまあ、あと5年以内には完結するんだろうか。1巻読んだときは…ああああ(遠い目)。
また、イラストは過去最高に美しいのでは?と思う。カラーの白騎士が真っ黒ですふつくしい、とか、1巻カポーの白と黒の対比的なイラストとか。途中のイラストも可愛いキャラは可愛く、カッコいいキャラは美しくで大満足な巻でした。 -
シティ連合と全面対決することになった賢人会議。
シティを襲撃する賢人会議、賢人会議の本拠地をつきとめ総攻撃を加えるマサチューセッツ、モスクワ、ベルリン、そしてシンガポール。
本拠地を爆発させ南極大陸に転移した賢人会議は一気に衛星への転送装置を目指す。
サクラ、フィアを人質に取られた天樹錬、イルはまとめて衛星に転送され、サクラを通して13年前の真実を知る。
太陽光発電プラントの同調暴走による爆発の危険性。
そしてサクラは大気制御衛星から世界に向けて人類を殲滅する宣言を行う。 -
待ちかねた最新刊。魔法士vs人類の全面戦争がどんどん進んでいく。次のエピソードが待ち遠しい