能面島神隠し事件 ―女学生探偵シリーズ―

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 119
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048693226

作品紹介・あらすじ

絶海の孤島で"神様"が殺された!? シリーズ最高潮、最凶の怪盗登場!!<br><br/>累計170万再生の人気シリーズより小説第4弾。6年に一度の秘祭で知られる能面島で"神様"が殺された!? 取材中のひばりたちは、島に残る伝説の旧帝国軍部の極秘計画を知る。宿敵・大鴉が登場の最新刊!?

感想・レビュー・書評

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  • 読み応えのある一冊です。元の楽曲の雰囲気を忠実に再現しながら、さらにボリュームアップされています。
    島民全員が能面を被る奇祭や、生き神である「ユズリハ様」など、現代の感覚や常識から外れた状況下で事件が起こるため、不気味さによりゾっとします。
    事件は残酷ですが、メインキャラクターの花本ひばり(女学生)や久堂蓮真(偏屈推理作家)の会話は非常にコミカルで、笑ってしまう場面も多いです。
    過去作を読んでいなくても、絶対に楽しめる物語です。

  • 和製古典ミステリをライトにしたらこんな感じかなとぼんやり思う。
    ライトというのは子供向けって意味ではないのですよな。
    少年探偵団がライトって言われても困る。

    まあなんというか。
    面白かったです。でも専門知識がないと答えにたどり着きにくい謎をとっぽな女子高生に解かせるんは無茶なのではないかと思わなくもない。

  • 怪盗大鴉と久堂先生....

    謎に包まれたままな部分が多いまま終わってしまうので続刊が出ないのかちょっと期待してます

  • 小説「女学生探偵シリーズ」第4弾。
    このシリーズ曲で、最も好きな作品の小説化だったので、スゴイ楽しみにしてました!

    『はんにゃー』『解いてみな』『せんせの方が犯人みたいな顔してますね』など、ボカロの歌詞が随所に散りばめられてて「なるほど、ここでこういう展開なのね〜」と感心して読みました。
    本業が小説家でないボカロPである、てにをはさんが書かれてて期待せず読んでましたが…今作品はかなり良いと思います。

    怪盗大鴉に関しては、まだ謎が残ってるし楽しみ!!ただ、挿絵がキャラデザインの「なのり氏」じゃなく大鴉が別人に見える。^^;

  • 『娯楽』★★★★★ 10
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★★ 5
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★☆☆ 3
    【尖鋭】★★★☆☆ 9
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》74 B

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著者プロフィール

てにをは
ミュージシャン・作家。
おもな著作に『女学生探偵』シリーズ、『モノノケミステリヰ』シリーズ、『撃鉄の心臓』などがある。

「2020年 『秘祭ハンター椿虹彦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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