乃木坂春香の秘密(13) (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 224
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048701266

作品紹介・あらすじ

容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。修学旅行最後の夜の出来事や椎菜の告白などを経て、これまでハッキリとは分かってなかった春香に対する自分の本当の想いに、ようやく俺は辿り着いた。最も大事にしたいのは誰なのか…そして、春香が好きだという気持ちに-。春香と出会ってから様々な出来事を乗り越えてきたこの一年。そんな想い出に浸りながら、春香と迎える二度目のデート。春香の好きな秋葉原を巡り、東京湾のクルーズでの夕食を楽しむ。そして最後に待っていたのは、高級ホテルのスウィートで二人きりというご褒美で-!?だが、絆の深まるデートをお膳立てしてくれた美夏がなぜか元気がなくて…。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は美夏メインのストーリーです。

    春休みに入り、春香と会う機会が少なくなった裕人のために、美夏がデートをプランニングをおこなうことに。秋葉原でのデート、豪華客船でのクルージングときて、その後は2人でお泊りまでお膳立てします。無邪気に喜ぶ春香ですが、前回のくだりで春香への想いに気づいた裕人はどぎまぎしてしまうことに。

    次は、美夏と彼女の同級生の光、美羽、エリに連れ出されて富士急ハイランドへ出かけます。最後は裕人と美夏の2人で観覧車に乗って、一日を終えます。

    その次は、乃木坂家で開催される美夏のお誕生日パーティに招かれる話。パーティの終わりに、美夏は裕人を連れ出し、2人だけでのデートを強行します。裕人は当たり前のように美夏の気持ちにまったく気づきませんが、彼女の真剣さに接して今日一日、彼女といっしょに過ごすことを約束します。その後、2人でお泊り第2幕となります。

    前巻の椎菜のターンでは、かなりシリアス分が多めだったのに対して、今回は美夏らしい明るさを失うことなく、エピソードをこなしているところは上手いと思いました。きっちりと「平常運転」を守り続ける著者の姿勢は、好ましく感じます。

  • 9784048701266 289p 2010・12・10 初版

  • 乃木坂姉妹とそれぞれデートする話。
    絵師がはりきったのかいつもより挿絵が多いような・・・
    かわいいイラストがたくさん見れてお得な気分になった。
    美夏が物わかり良すぎてストーリーは御都合主義全開。
    修羅場を作っても良さそうなものだがもはやこのままで良い気もする。

  • 春香とお泊りデート.
    そして美夏の誕生パーティーとモヤモヤ.
    そんな感じで.
    久々に読むと学校関連の脇役さん(クラスメイトとか部活の人とか)を
    結構忘れてるなぁ.
    まぁ,大勢に影響はないんだけど.
    うん,それなり.
    もうオマエらさっさとくっついてしまえよ.
    と思ってたらなんだかきな臭いフラグを最後に建立しやがったぜ.

  • 例えのギャグもここまで巻数が来ると笑えなくなってくる。
    惰性で読み続けるのみ。

  • 流石に展開にあきてきた

  • 美夏のターン!なんだろうけど個人的には前半の春香がよかったです。こんなに可愛かったかなーと。最後の引きは気になるが今までどおり甘甘で締めてくれると願って。

  • 最初の話は泊りがけデートの話で,裕人が春香のことを好きだと意識しまくっていたね.
    裕人は春香に対する気持ちを再認識するって感じだったかな.

    一方で今巻はみっかみかだった感じだね.
    美夏が始めは自分が仕掛けたデートで裕人と春香が仲良くなったのを見てもやもやしているのが,遊園地での出来事で更に加速して,誕生日パーティーでは最後に裕人と別荘を飛び出して旅館に泊まって過ごすことで,遂に自分の感情に気付くんだよね.
    一応,微妙な告白をして失恋ってことかな.
    もっとも,あれってまだ諦めていないって感じだったね.

    最後はまた意味深な玄冬と秋穂の会話が次の波乱の予感って感じだったね.

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著者プロフィール

第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞、『乃木坂春香の秘密』でデビュー。同作品はTVアニメ化される大ヒット作品となる。他作品に『乃木坂明日夏の秘密』『小春原日和の育成日記』など多数。

「2023年 『小説版ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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