独占欲は密やかに (B-PRINCE文庫 い 5-1)
- アスキー・メディアワークス (2011年2月7日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048702522
感想・レビュー・書評
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方や俳優で過去に影がある昌隆と、若手弁護士の幼馴染浅川。設定が私好みで楽しみだったのですが、設定負けした小説でした。
楽しみにしてたのに不完全燃焼。小林の存在も谷中の終わりも少しですべて終わらせた。そこが重要なのに省略した感じが、どうしても私にモヤモヤを残させる作品となりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
設定も悪くないし、小椋ムクさんの絵はやっぱり素敵。
なのに、う〜ん展開がさくさく進みすぎて、お話が薄く感じる。
色んな問題や、受け攻めの気持ちや
行動の移り変わりが突然すぎるかな。
幼なじみ、再会、人気俳優との恋、トラウマからの脱却など
良作につながる要素はたくさんあるのに、実に惜しい。
詰め込んだけどそれぞれが薄いなら、トラウマと犯罪社長のエピは
いっそなしで、2人の気持ちの近づきに集中できる展開が良かったのかも。
1点だけ「買った甲斐あったかな(笑)」ポイント。
作者さんはあとがきなどには何も書いてないのだけれど
本作品は、別の出版社(講談社ホワイトハート)
『ペパーミント・ツアー』のスピンオフでした。
ペパーミント〜に出てきた弁護士と俳優が本作のカップルでございます。
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