夜のちょうちょと同居計画! (電撃文庫 ひ 8-1)
- アスキー・メディアワークス (2011年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048704960
作品紹介・あらすじ
学生が職業を持つ自立都市で、高校1年の奈斗を待っていた仕事は、キャバクラのボーイ。しかも同級生のお嬢様・瑠花が、同じ店のキャバ嬢だって!?不安いっぱいで始まった仕事。ワガママで不器用で、失敗ばかりの瑠花をなんとかサポートしようとする奈斗だったが、彼女が時折見せる弱い姿に心揺れて-。そんな中、奈斗の"担当キャバ嬢"であるほんわか美少女真琴と、クールで大人な彩香を加えた4人での同居生活も始まり、奈斗の学園生活は波乱の予感。第16回電撃小説大賞・選考委員奨励賞受賞作家が贈る、前代未聞の学園キャバクラブコメ登場。
感想・レビュー・書評
-
全3巻完結。
キャバクラ純愛物語、といった感じ。
全力を出しきれなかった感じ。全力を出したらラノベ的についてこれないと、加減したのか、惜しい。
もっと続けてくれて、ナンバーワンを巡る女の戦いが見たかった。
指名するなら彩香かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャバクラでの仕事を通じて主人公とヒロインが成長していく過程が良く描けていた。
まだ一巻なので恋愛要素はあまりなかった。このようなジャンルには珍しくエロい場面が少ないこと、女性の心理描写が多めだったのが新鮮だった。 -
9784048704960 334p 2011・5・10 初版
-
学生が職業を持つ自由都市で高校1年生の主人公が適正だと選ばれたのはキャバクラのボーイ。
そのキャバクラ「Club Butterfly」で送る学園キャバコメディ。
世界設定に多少無理があるところがあるけど、展開やキャラ、テンポ共に申し分ない出来。
作者が女性のためかその辺がヒロイン達の心理描写がいい感じに描かれていて十分楽しむことができたと思う。
高校生がキャバクラという設定も自立を目的としたモデル都市という舞台としていることで受け入れられる。
今後はこの主人公:ボーイ、ヒロイン:キャバ嬢という設定をどう生かしていくかで物語の善し悪しは変わってくると思うし、広がり方次第ではもっと楽しいことになると思う。
ラブに力を入れるのだけはやめてほしいかな。
期待の意味も込めて ☆5 -
前作と題材や雰囲気がだいぶ違うのでどうなのかなーとドキドキしながら読み始めましたが、登場人物がみんな温かいところや読み終えた後にほっこりするところなど、さすが愛日さんの作品だなと思います。瑠花は性格悪いし何だコイツ!と思う面もありますが読み進めていくうちに一生懸命な彼女を応援せずにはいられなくなる魅力が。頑張ってほしいな。作者ご自身が店長をしていらっしゃるので愛日さんの目線からこれから働く人たち、今働いている人たちに伝えたいメッセージなんかもたくさん含まれているのではと思ったのでした。
-
ヒロイン全員キャバ嬢だけど、全然浮ついてなくてむしろ真っ当なオシゴトモノで青春モノだった気がする
-
キャバクラ舞台という設定は面白かったけど、なんか消化不良感が半端ない。今回は顔見せのみで次巻から本番なんだろうか。