俺ミーツリトルデビル! (電撃文庫 み 12-11)

  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 111
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705486

作品紹介・あらすじ

妄想激しすぎな下野巧馬(高1男子)が、新米夢魔の宵町芽亜(中3女子)と、ふとしたことから契約することに。芽亜は契約相手(つまり巧馬)の妄想を食べないと生きられないと言うが、なんと彼女は夢魔のくせして、えっちなことが大嫌いだった!契約してからというもの、ハアハアしてほしいけど、してほしくない!と、日々巧馬は振り回されて…?そんな中、夢魔として覚醒した芽亜を狙い、各地からハンターたちが来襲する。二人は妄想を吸いつ吸われつで協力し、なんとか彼らを撃退しようとするが!?第14回電撃小説大賞大賞受賞作家・峰守ひろかずが贈る、半熟悪魔×妄想少年の、甘美系学園ラブコメ登場。

感想・レビュー・書評

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  • 前半はそれなりに読めたけど、後半飽きた。
    登場人物にキレがないわ。

  • 色々盛り込みすぎて登場人物の主義主張や立場がころころ変わってしまっているので、感情移入がしにくかった。
    この巻で各キャラクターの関係が確立したと思うので次回に期待。

    イラストはかわいくて気に入った。

  • 主人公の変態度が前作にも増してひどくなってて、むしろ爽快感を覚えるほどだった。
    ヒロインとの関係も、急な展開があるけど、いい感じにくっついてて、読んで出飽きない面白さだった。

  • 『ほうかご百物語』峰守ひろかずの新作。
    会話のノリが前作と完全に同じ感じ、どころか戦闘場面になってもそのノリが継続してしかも重症化している、というブレのなさはある意味素晴らしい!
    あとがきの冒頭が見慣れた文章で始まっていることからも、前作並にいろいろ考察されていそうで次回作も楽しみ。

  • 主人公が知り合った少女は夢魔だった。
    ふとした事件に遭遇し、少女と契約しなくてはならない状況に。
    と言うノリで始まるラノベらしいラノベ。
    主人公がふとしたきっかけがあると、妄想(トリップ)を始めてしまい挙げ句にそれを無意識に実況してしまうと言う変態。それでいて犯罪行為と言う観点からは、全く心配ないモラルはしっかりしたキャラと言う立ち位置。その性格付けにいたる背景も物語内でしっかり描かれている。
    でも、この立ち位置は『変態王子と笑わない猫』でも見た構図ではありますね。
    主人公の妄想をエネルギーとして食べる夢魔の少女。
    契約したペアは生命の観点から、結びつけられた関係となる。
    襲ってくるトラブル対応でどたばた。
    言葉にすると非常にベタだけれど、ベタはベタで気軽に楽しめるので良い。
    気になるサブヒロインもいないし、くっつきそうでくっつかないもどかしさを楽しむ物語になるのだろうか。
    ほうかご百物語の作者さんらしいので、そちらも読んでみたくなったり。

  • 2011 6/20読了。WonderGooで購入。
    『ほうかご百物語』の峰守ひろかずの新作。
    今度は夢魔をはじめ西洋的な悪魔が題材・・・のようだけど、前作以上にラノベラノベしているラノベ。
    妄想全開の主人公とその妄想からエネルギーを摂取する夢魔なヒロインがヒロインを倒しに来る祓魔師と戦う・・・と字面にするとひどくベタだけど中身もベタなので問題はない。頭使いたくないときに読みたいラノベ。
    その分、『ほうかご~』の妖怪ほどの考証した感じ(と、それを解釈しなおして崩した感じ)はないかも。
    でも『ほうかご~』もシリーズ通して読んで良かった、ってな感じなので引き続き読む。ていうかこんなもうあと一歩な感じのヒロインと主人公の恋愛についてこれからどう引っ張るつもりなんだ・・・。

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著者プロフィール

小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビュー。著作に『少年泉鏡花の明治奇談録』『金沢古妖具屋くらがり堂』『今昔ばけもの奇譚』『ゲゲゲの鬼太郎(TVアニメ第6期ノベライズ)』など。予言獣を扱った作品に『ほうかご百物語8』、『絶対城先輩の妖怪学講座 十』(いずれもKADOKAWA)、『アマビエを探しに』(『文芸ラジオ』8号)などがある。
○推し予言獣は「左立領」。中に二人くらい入っていそうなデザインが着ぐるみ怪獣愛好家としてはたまりません。

「2023年 『予言獣大図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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