カミオロシ 縁結びの儀 (電撃文庫 お 9-11)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 207
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705585

作品紹介・あらすじ

神社にまつわる恋愛成就のおまじないの噂。その神社に課外活動で訪れた生徒たち。その中に玖流緋澄と識読美古都はいた。学年で双璧をなす秀才、才媛の二人だが、顔を合わせば皮肉の応酬となる間柄。おまじないとは無縁の二人だった。神社に訪れたほかの生徒たちは奇妙な顔ぶれだった。おまじないを信じ、互いを意識する生徒たち。だが、そんな浮ついた空気は一変する。他愛のない恋愛成就のそれが、次々と死をもたらしていく。それは呪い、それとも-。謎に迫ろうとする緋澄と美古都の二人が知る真実とは!?-。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ調とホラー調をうまく組み合わせた展開が面白かった。また、秀才の主人公と秀才のヒロインの、言葉の裏で交わされる掛け合いもなかなかよかった。
    一応ミステリの体裁ではあるが、読者にも解かせる類のものではないので、紹介文のファンタジックホラーはすごく当てはまっている。
    しかし、モブキャラがモブすぎて、その癖事件の展開の重要な要素なもんだから、かなり序盤から誰が誰だか分からなくなるのが残念。あと、御厨必要?

  • 素晴らしい程に次々登場人物が死んでいきます。
    事故・自殺・他殺、現実離れした死に方は不思議なものの力によるような。
    おまじない失敗のせいか、立ち入り禁止の聖域に入った罰か……。
    オカルト的、神秘的な話は大好きです。

  • 2巻まで読了。

  • 途中まで面白かったものの
    最後は釈然としないような。

    主人公sの掛け合いは微笑ましくて良かったです。

  • ホラーってやっぱ面白いなーって思った。

    主人公の玖流とヒロインの美古都の関係がいいですね。
    あと、ミステリ風味なのも私の好みに合ってました。

  • この本は大好きな先輩に貸していただいた本!!
    意外とオカルト的で怖いけど展開が面白いし、
    登場人物のキャラクターが一人ひとりナイスなキャラクターです(^-^)

  • 八百万の神を現世に下す神降ろしの儀をホラーで肉付けしながらミステリの要素も散りばめられている。縁結びのまじないから始まった死の連鎖を断ち切るために画策する。キャラが多く一人一人の背景を掘り下げられていないのが残念ではあるし結末も決してハッピーエンドとは呼べないがある種のカタルシスは感じられた。

  • まずこの本はライトノベルであり、前作の付喪堂を読めばわかるが、この作者はオカルト要素を使ってくるからミステリーっぽいけどそうではなく、むしろ見所は主人公とヒロインのラブコメ。クールなカップルを見たいなら是非。まだ2巻までしか出ていないが前作はちゃんと完結したこともあって、伏線が多くても気長に待つに足る信頼はある。

  •  月光好きなら~という書き込みを読んで以来読みたかった作品。確かに期待したようなところはなかったわけでもない。ただ月光と比べてしまうと会話もキャラの強さも文章力もかなり劣る。特に主人公カップル以外はショタ弟くらいしかキャラ立ってるのがいやしねぇ。
     ストーリーも色々と不満。主人公の過去も明かされないまま終わってしまったし。主人公のスタンス的に、最終的にオカルト抜きで謎を解ききるとおもっていただけにこの結末はちょっと拍子抜け。御厨がそういう立場だったからそこから予測はつけておくべきだったか。
     とにかく色々と残念であった。とにかく主人公とオカルトの関係性が全然描かれなかったのが痛かった。ヒロインに至っては本筋にほっとんど絡んでないし。続刊前提で構成組んでるようなところあるしまぁ様子見かな…

     今気づいたけど扉絵は主人公2人以外全滅なのね。御厨や先生がいないのを読中疑問に思ったけどこういうことだったかー

  • 学校行事で起きた連続死亡事件にまつわる物語。
    伝奇ホラーなのかミステリなのかコンゲームなのか読みながら迷ってしまった。
    「主人公が行った幼少期の神降ろしで何を見たのか」があかされていないので、シリーズ化するのかな。

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