- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707367
作品紹介・あらすじ
インターハイ・フェンシング優勝の経験を持ち、杜坂高校フェンシング部顧問を務める蜂谷巴。偉そうな態度、その名とフェンシングの強さから"女王蜂"と恐れられる彼女はイライラしていた-そう、部員不足で大事なフェンシング部に廃部の危機が迫っていたからだ。そんな中、巴の剣を防ぐ少女が現れる。彼女の名は有星結恵。巴の期待とは裏腹に、結恵は尖ったものが大の苦手な「先端恐怖症」の少女。実は剣が怖くて偶然弾いただけという、ちょっと巨乳なズブの素人だった。結恵は部に勧誘されるももちろん断ることになるのだが…!?第15回電撃小説大賞4次選考作家が新作で贈る、異色の青春ストーリー。
感想・レビュー・書評
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シンプルなスポ根小説。
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先端恐怖症の女子高生・結恵が、自分を変えるためにフェンシング部に入部する話。はじめは結恵の後ろ向きなもじもじさに楽しくない気分になったが、フェンシング部に入部して少しずつできるようになって、という積み重ねで面白くなってきた。フェンシングのことは全然知らなかったけれど、素人である主人公の目線で書かれているので、楽しさが伝わってきた。
残念なことに、今の時代では流行らないタイプのライトノベルだろう。主人公は女で、俺TUEE系でも美人でもハーレムでもない。この面白さが失われるのは勿体ないので、是非児童書やヤングアダルト分野で頑張って欲しい。 -
既巻の1冊のみ。
フェンシングの色んなことが判るうえに、内気な女子が自分の殻を壊そうと頑張る最後の場面に泣く。
もう少し続けて欲しかった。 -
舞台がフェンシング部であること以外は特筆することのない話。
主人公よりもライバルである三条椎奈のほうが魅力的だった。主人公がどじっ娘というのはあまり好みではない。 -
扱う題材はあまり例をみないが、やってることはスポ根もの。ある意味王道中の王道。ホントにスポ根やる作品は最近あまり見なかったりする。
そういえば、少し間にフェンシングでメダルとったね。多少出版にも影響してるのかな。
あまりなじみのないスポーツだとルール説明からやっていかないといえkないのでなかなか大変だとは思うけど、そこらはうまく切り抜けてたな、と。
ルール説明では野球スポ根ものの若草野球部はうまい説明してたと思うが。
最後もありきたりな展開ではなく、ある意味現実をみすえた展開で、好印象。
続ける必要性はあまり感じないが・・・どうなるだろ。 -
ど真ん中スポ根ラノベ。個人的にスポーツモノは好きなのでシリーズ続いて欲しい。