ガラスのメロディ

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 22
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048729819

作品紹介・あらすじ

恋なんて一瞬の夢かもしれないけど…ロックバンドLUNA SEAのボーカル・RYUICHIでありソロ・シンガー、俳優としての顔ももつ河村隆一。そんな彼が24の短編小説で新たな一面を見せる。

感想・レビュー・書評

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  • 河村隆一の短編小説集。各話、独立した別個の物語なんだけど、主人公がとにかくなにかから逃避してる。ほぼ全話そこからスタート。「~から逃げてきた俺は…」「~を置き去りにしてきた俺は…」「~にたどり着いたおれは」。もう逃げてきてないだろう、とページをめくると「逃げるのに疲れた俺は…」とか書いてる。なにがあったこの時期の河村。

  • 雑誌の連載は、毎号の一番最後の1ページ。
    ポストカードの風景から連想した短編集。
    彼の言葉の選び方はまだ拙いけど、懐かしい記憶に直結するから、大切な1冊。

  • 今となっては、なかったことにしたい
    河村隆一ファン時代(中学3年)、
    発売日に目を血走らせて購入。
    昨日自宅を掃除していた際に出てきたので
    読み返してみることにしました。

    ガラスだの海だの
    モノクロの写真だの
    間接照明のバーだの
    ひたすらスカしやがった
    うすっぺらいディティール満載で、
    いけすかないことこの上なし。

    どの一行にもときめかなくなった
    自分の成長を評価したい一冊です。

  • 写真からイメージしたいろいろな話、なかなか面白かったけど、普段の彼を想像させてくれる話が興味深かった。

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