アフリカン・ゲーム・カートリッジズ

著者 :
  • KADOKAWA
3.79
  • (8)
  • (4)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734349

作品紹介・あらすじ

ある日、平凡な高校生の僕は「銃使い」となってしまった。当局によって、「銃使い」は銃殺も辞さない激しい弾圧を加えられている。"僕が何故…?"激しい銃撃戦から僕を救出したのは「アフリカン・ゲーム・カートリッジズ」だった-。極限を超えたスピード感、炸裂する銃アクション!21世紀のニューカマー登場。Next賞受賞作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 掌に意識を集中して干渉粒子ポテンシャル力場を展開。手の中に装填済みの銃が出現する。静かにセーフティを外し、撃つ――銃を召喚する「銃使い」。しかし、銃の携帯が違法である日本では銃使いは無条件に射殺される。銃使いを狩るGEA。対して銃使いによる擁護支援組織、AGC。銃使いをめぐる戦争に巻き込まれながら、少年は銃を召喚できる自らのアイデンティティに苦悩する。

    再読。ガンアクション。銃を召喚できたり、時間間隔が遅くなる特殊能力が使えたり、サブマシンガンを二丁拳銃で乱射したり、まさに「中二」な設定。『BLACK LAGOON』みたいなカッコつけた言い回しも相まって、独特の世界観を作り出している。テーマは「青春」。と言ってもそんじゃそこらの青春とは程遠いが、自問自答し始める辺りはまさに青春と言える。実在する銃もたくさん登場し、まさに世界観勝負の作品なので、好きな人は大好き。僕は大好き。

  • (2002)

  • 角川書店が新しく作ったNEXT賞、受賞作。
    ある日、高校生が銃使いになってしまうという、ぶっ飛んだ話。
    これがまた和製SFハードボイルドな感じで面白い!!!

  • 俺たちは生まれた時からずっと生きている。ただそれだけのこと。自分が生きていることを忘れるほど馬鹿じゃない。
    (P.176)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『GENEZ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『PSYCHO‐PASS』1期、『PSYCHO‐PASS 劇場版』(ともに虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深見真の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×