- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048734349
作品紹介・あらすじ
ある日、平凡な高校生の僕は「銃使い」となってしまった。当局によって、「銃使い」は銃殺も辞さない激しい弾圧を加えられている。"僕が何故…?"激しい銃撃戦から僕を救出したのは「アフリカン・ゲーム・カートリッジズ」だった-。極限を超えたスピード感、炸裂する銃アクション!21世紀のニューカマー登場。Next賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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掌に意識を集中して干渉粒子ポテンシャル力場を展開。手の中に装填済みの銃が出現する。静かにセーフティを外し、撃つ――銃を召喚する「銃使い」。しかし、銃の携帯が違法である日本では銃使いは無条件に射殺される。銃使いを狩るGEA。対して銃使いによる擁護支援組織、AGC。銃使いをめぐる戦争に巻き込まれながら、少年は銃を召喚できる自らのアイデンティティに苦悩する。
再読。ガンアクション。銃を召喚できたり、時間間隔が遅くなる特殊能力が使えたり、サブマシンガンを二丁拳銃で乱射したり、まさに「中二」な設定。『BLACK LAGOON』みたいなカッコつけた言い回しも相まって、独特の世界観を作り出している。テーマは「青春」。と言ってもそんじゃそこらの青春とは程遠いが、自問自答し始める辺りはまさに青春と言える。実在する銃もたくさん登場し、まさに世界観勝負の作品なので、好きな人は大好き。僕は大好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2002)
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角川書店が新しく作ったNEXT賞、受賞作。
ある日、高校生が銃使いになってしまうという、ぶっ飛んだ話。
これがまた和製SFハードボイルドな感じで面白い!!!
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俺たちは生まれた時からずっと生きている。ただそれだけのこと。自分が生きていることを忘れるほど馬鹿じゃない。
(P.176)