ライヴ

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 965
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736152

作品紹介・あらすじ

「皆さんの愛する人々を、助けてあげられる-私たちが考案した独自の"トライアスロン・コース"を完走していただきさえすれば。今から五分間の猶予を与えます。条件がのめないという人は、この会場から速やかに出ていってください。五分後に残っている方にのみ、ランニングウェア、水着、シューズを配布いたします。全員が着替え終わり次第、スタート地点へとバスで移動します」この"最悪のレース"を走りきり、君は愛する者を救えるのか-?いま、誰も見たことのない生中継が一億二〇〇〇万人を虜にする。

感想・レビュー・書評

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  • 日本国内でのみドゥーム・ウィルスが進行していた。感染者は、ただ死を待つだけとなっていたある日、感染者の家族が一同に集められ、特効薬を入手するための、トライアスロンのレースが開催される。
    特効薬は、ゴールしたものにのみ配布されるという。
    誰も見たことない生中継、ライブが展開され、世の中の大注目となる。

  • 「皆さんの愛する人々を、助けてあげられる―私たちが考案した独自の“トライアスロン・コース”を完走していただきさえすれば。今から五分間の猶予を与えます。条件がのめないという人は、この会場から速やかに出ていってください。五分後に残っている方にのみ、ランニングウェア、水着、シューズを配布いたします。全員が着替え終わり次第、スタート地点へとバスで移動します」この“最悪のレース”を走りきり、君は愛する者を救えるのか―?いま、誰も見たことのない生中継が一億二〇〇〇万人を虜にする。 (e-hon)

    そんな理由で、人をここまで苦しめることはしないだろ、と読みきって若干頭に来るけど、一気に最後まで読んでしまう作品。

  • 面白かったけど、内容がグロい
    人間がやることではな無い
    大切に思う人のためにそこまでできるなんて凄いと思う

  • 登録番号:11423 分類番号:913.6ヤ

  • 登場人物多い!そして、それぞれが薄い!もっと個々の人物にスポット当てて欲しかった。それか登場人物絞るかやわ。欲張り過ぎて逆効果。設定は面白かったのに残念。

  • いくらメディアがムカつくからってそこまでしちゃダメでしょーと思ったけど面白かったー♪

  • 普通に考えたら絶対あり得ないレース。女の子が最後までやり切るなんて絶対無理。
    レースをしている個人個人にどうしてレースに参加したのかの理由が明確になっていて、人は本当に大切な人のためならこんなに力を発揮できるんだ、ステキ!と思った。わたしもこのレースのライヴを見ているように、応援している気持ちだった。一気に読めた。

  • 「ドゥーム・ウイルス」という病気のワクチンを手に入れるために、命がけのレースに参加するというお話なのですが、そのレースの中にあるトラップをくぐりぬけるシーンがとてもかっこいいです。その話の終わり方も、こんな終わり方かよ、と思わせるもので、とてもおもしろかったです。

  • ほんとこういうの好きよね^^

  • 読んだ

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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