- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737807
作品紹介・あらすじ
聖路加国際病院小児科部長の著者は朝、暗いうちに車を走らせ病院へ。会議、診察、外来、患者家族とのミーティング、「がんの子供を守る会」他様々な仕事が目白押し。でも超多忙の合間を縫って、俳句、スキー、お遍路の旅を愉しむことも-。初心を忘れず、かつ気負わず、医師として見事に生きる日々の記録。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
幼い命が消えてゆくところに立ち会うことはどれほどつらいことでしょうか。
細谷先生が「燃えつき症候群」にならずにすんだのは以下の2点があったからだそうです。
上司が充分に評価してくれたこと。
心の底に沈んだ思いを誰かに吐き出してスッキリすることができたから。
そばにいる方が心の支えになってくれたのですね。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11786536563.html -
全然題名と内容が一致しない本だった。泣ける本だと思ったのに。つらつらと日記が掲載されているのみ。この先生がどんなに活動的にされてるか、ということくらいしかわからなかった。興味深かったからよかったんだけどさ。60ちかくなっても、こんなに活動的でいられるような人になりたい。
-
健康のありがたさを実感
-
小児科医でも俳人でもある著者。こんなお医者さんがたくさんいたらいいのに・・・と思った。それにしても忙しそうだ。『日本の医者は子供が小さい時期に留学すべき』というくだりは納得した。(海外だと日本より子供と向き合う時間がとれるから)
-
聖路加病院の小児科部長で小児がんの権威であり俳人としても活躍する著者。「子どもってすごいひとたち!」と感動を率直に記する。病気で死にゆく子どもたちへの愛惜と無念さがにじみ出る。病児のために医療施設つきのキャンプ場を作る運動、学会出席、各種方面での講演、週末はふるさとの父親の医院に出勤。その他もろもろ本当に超多忙の中、四国の歩き遍路を毎年五月の連休に組み込む、日帰りでスキーに出かける、思い立ってコンサートに出かける、子どもへの読み聞かせに感動して自分もやってみたいと思ったり(断念)本当に忙しい方だが、その忙しさをどれも愉しみ精一杯生きている、本当に素敵なお人柄のセンセイ。
-
著者は聖路加病院副医院長で俳人。
涙の枯れていないこんな医師が、後進を育ててくれているのは頼もしいうれしいことです。
雅子様行啓の話や日野原重明名誉院長と天皇陛下の話は笑えました。