女はかくもままならぬ

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 92
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048839716

感想・レビュー・書評

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  • お年頃(更年期)のうさぎさんの、相変わらず毒舌で赤裸々なコラム。
    買い物依存症から借金の女王になり、理想の自分を求めて整形(豊胸、顔の手直し)、女としての価値を確認したいと熟女デリ嬢になり…

    色々迷走されてますが、これも一種の自己愛ゆえか。自分なら絶対体験しない(するつもりもない)ことに挑戦し、その体験から感じたことを余すことなく書き散らすタイプの表現者ですね。ある意味体育会系。

  • 978-4-04-883971-6 285p 2012・4・30 初版

  • うさぎさんのエッセイは小気味いい。納得できることも多いし。当たってる間違ってるとかじゃなくて、自己分析できるのはすごい。

  • いつもながらに赤裸々に語られる女性として生きていく中の生き辛さ、苦しさ、自虐的でもある面白さ。お言葉に甘えて反面教師にさせて頂いております!

  • 物事に対する目線がどこか冷めていて、結構辛辣なことを書いているんだけど、私は「うんうん。正直な意見だなぁ」と好感を持ちました。
    綺麗事が嫌いな人。というか、ひねくれている人は共感できる箇所が多いと思う(笑)。

    あと、この人は自分の考え方を他人に押し付けないのがいいですね。
    「私はこうだけど、それは自分の人生だから。人それぞれ、自己責任で好きなように生きればいいんじゃない」みたいな感じが、読んでいて楽。

  • 中村うさぎさんって、やっぱりすごい人だなぁと改めて感じた。
    本書はいまはなき(休刊になった)「ChouChou」に連載されていたもの加筆・訂正してまとめたもの。
    いろいろぶっとんだことはしているけれど(買い物依存とか、酔っ払っていろいろやっちゃうとか、恋愛とか)、自分の行動を客観的に論理的によくまとめているよなぁと思う。
    普段自分が「なんとなく、違うことない?」と違和感を思える(が、真っ向正義で語られると、反論できない)ことに対して、ばっさりと意見を述べる。
    かっこいい。

  • 最後に素直になりたかったと書いてるのが印象的

    虚言癖や犯罪者に興味があるのは彼女らが愛されなかったからだ それも愛さなかったのが親であったりするというのが中村うさぎの何かを解くカギになるのかも

    中村うさぎ自身は「私はもっともっと複雑でそう簡単に読み解いたりできないわよ!」と怒りそうなものだけれども

    今まで読んだ中で父の記述はあったが母の記述はない

  • 新しい知識を得ましたよ。

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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