- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048850681
作品紹介・あらすじ
言葉が人生を変えてくれる。まったく芽が出ない時、思い悩んだ時…「Qちゃん」を支え続けた言葉の宝石箱。
感想・レビュー・書評
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女性アスリートで尊敬する高橋尚子さんの圧倒的な現役時代の強さ、高橋さんでさえ衰え負けていく現実を思い出して、その時の心情やかけられた言葉等、一般社会にも通じる事ばかりと思いました。
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2015/05/09
高橋氏と小出監督の関係が簡単ではあるが、書かれている。
高橋氏のことを上っ面のことしか知らなかった。
夢は、好きなことの延長線上にあります。
いい言葉だ。 -
2012年4月刊。
「すごく楽しい42キロでした!」
マラソンを1位で走り終えた直後とは思えないような元気そうな顔で、そう語った姿。
マラソンランナーの中には、こんな人もいるんだ…と驚いたのを、今でもよく覚えています。
あの 2000 年のシドニーオリンピックから、もう12年も経ったんですね。
シドニーオリンピックで金メダルを取った後の活動はよく知らなかったのですが、2008 年に現役を引退するまで、ストイックに努力し続けていた彼女の姿がありました。
この本には、現役23年間で高橋尚子さんを支え続けた言葉がたくさん詰め込まれています。
それは、高校時代の顧問や小出監督からの言葉だったり、思わず自分の口から出てきた言葉だったり。
1996 年のアトランタオリンピックの時点では、
「マラソンは走ったことがなく、マラソンの "マ" の時も知りませんでした。」というのに、
その4年後のシドニーオリンピックで優勝したというのですから、
「4年というのは、人の人生を変えるだけの時間です」
という彼女の言葉は、ものすごい真実味を帯びて響いてきます。
やさしい文体で、実直な性格が伝わってきます。
とにかく、何に対しても前向き!
今の自分に行き詰まりを感じている人に、勇気を与えてくれそうな一冊です。 -
シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さんの本。自分が元気をもらった言葉をその時々のエピソードとともに記している。
高橋選手の軌跡を知っている人であれば、彼女のひとことひとことが当時の様子と比較しながら読めるので、感じるところも多い。
逆に言うと、時系列でもないし、あくまでもエッセーに近いので、高橋さんを知らない人が読むと、なかなか共感しずらい面があると思う。
高橋さんのファンである私だが、この方の前向きさはホント素晴らしいと思う。 -
高橋尚子さんがこれまでの人生で支えてもらった言葉などを集めた本。
この人に限らず、トップを走るアスリートさんたちはみんな努力家。自分も見習いたい。
内容としては、陶芸家の人の話が印象的です。