ビッグデータ革命 無数のつぶやきと位置情報から生まれる日本型イノベーションの新潮流

  • アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048862196

感想・レビュー・書評

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  • 「全力案内!ナビ」の紹介が多くのページを割いて紹介されているが、Google Playのユーザレビューの評価と随分異なっているなぁー

    NRIからの出版物だから仕方がないか(笑)

  • 野村総研によるビッグデータ本。
    主に「全力案内!」と「トゥルーテラー」の2事例が内容の中心。

    『ビッグデータビジネスの時代』の著者・鈴木良介さんも参加してるので、合わせて読むと良いんじゃないかと。


    「全力案内!」
     …タクシーにGPSを設置して渋滞情報のデータ収集し、ナビに活用した事例。

    「トゥルーテラー」
     …テキスト・音声情報(口コミ、テレホンセンターへの問い合わせ)を分析し、統計的にまとめるサービス。


    ◆ビッグデータの活用は、ごく限られた天才のみに依存することなく、堅実にイノベーションを実現するための方法となるはずだ。(P196)

  • 日ごろ何気なく使っているグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのビッグデータの取り組みを舞台裏から垣間見せるところから始まり、思わず引き込まれれる。

    そして自社開発のシステムであるGPSを活用したM2Mである道路交通情報「全力案内!」の東北大震災での活用例からどのようにデータを集めたかなど、開発の過程まで解き明かす。

    同じく自社開発のテキストマイニング「TRUE TELLER」でも震災での活用例から日本語特有の形態素解析から始まり「感性辞書」で精度を上げるなどシステムの進化を語り、ナビゲーション、自動評価分析・レーダーチャート・典型文、ランキングキーワード、時系列モニタ・アラート分析、因果関係分析・話題の広がりと分析手法も紹介している。

    今後の課題は統計分析技術者の育成とプライバシーを守りながらデータを分析する技術とし、企業のIT部門は能動的にデータの活用をユーザ部門働きかける姿勢と他社が持つソーシャルメディアのデータにも目配りする広い視野が必要と語る、全く持って同感ですね。

    グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの四社を合わせてギャング・オブ・フォー(Gang of For)と呼ぶのを最近良く聞きます。英国のロックバンドのことかと思ったwこれ↓
    http://www.youtube.com/watch?v=t7sNfbprnKU

  • 野村総研の事業を通してビッグデータの概要がわかる。ビッグデータの活用はスマートなものじゃなくて、コツコツと改善していくプロセスが必須だとわかった。

  • 総研の宣伝本的なきらいがあるけれど、ビッグデータの可能性を簡単に纏めている。

  • ビックデータの扱い方を事例を通して大まかに学べる。

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著者プロフィール

サステナビリティ事業コンサルティング部カーボンニュートラル戦略グループマネージャーの稲垣彰徳氏を中心に執筆。

「2022年 『カーボンニュートラル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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