- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048867931
作品紹介・あらすじ
黒田雪路-二十代前半の青年。殺し屋。拳銃の持ち主。依頼を受けて、女性陶芸家の暗殺を企み中、岩谷カナ-大学六年生(誤植ではない)。駄目人間。拳銃の持ち主。働くために外出中、首藤祐貴-高校三年生。気になっていた片想いの相手の後ろを追いかけ中、時本美鈴-小学六年生。顔立ちが整った少女。拳銃の持ち主。『嫌いな人』ランキングの六位を殺そうと街を徘徊中、緑川円子-陶芸家。頭には常にタオルな妙齢の女性。年齢不詳な、金髪青スーツな弟子と、個展会場に向かい中、花咲太郎-ロリコンな「閃かない探偵」。依頼され、なくしてしまった拳銃を捜索中-六丁の拳銃を巡って、六人の運命が、今転がり始める。衝撃の祝祭の幕が開いた。
感想・レビュー・書評
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はっはっは、最高
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群像劇、そしてラノベを読むのは初めてだった。散々ラノベの批判を聞いてきたが、そこまで悪くいうこともないと思う。「内容があるか?」と聞かれるとないのかもしれないが、物語が面白いので良いと思う。また、創作をするときにキャラクターや行動などの引き出しになるという面で、良いと思う。ただ、ずっとラノベばかり読むのはどうかなと思う。息抜きで楽しく読む程度には全く問題ない。ただ、ラノベを読んだこともないくせに偉そうにラノベ批判をする人は私は嫌いだ。ラノベにも良い作品はあるのだと思う。
この作品について・・・キャラクターにそれぞれ個性があり、面白かった。また、群像劇で語られる人たちの物語がうまくつながっていくのも面白かった。 -
過去作品の登場人物が多数登場し、本当に楽しかったです。
次が楽しみです。
(2012/08/27) -
入間版「街」だろうか。銃を持つ人に関連する人物も含めると登場人物は二十人くらいか? この巻ではまだ微妙に関係が入り乱れ、事件が起きただけの段階。ちなみに3巻で終了のようです。
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6人の登場人物による拳銃をめぐる群像劇。
それぞれ個性のあるキャラクターたちが織り成す、
ミステリアスでちょっぴりスリリングな物語の展開は魅力的でした。
1巻はまだまだ序章といった感じなので、ぜひ2巻以降も読みたいところ。
前半は少し展開が遅くて飽きてしまいそうでしたが、
事が起こってからはドキドキさせてくれました。
登場人物たちの絶妙な絡み合いややりとりも面白いです。
ものすごく迫力があったりドラマティックだったりということはありませんが、
なぜか引きこまれてしまう不思議な魅力のある一冊です。 -
入間さんの本はもう読まない(グロいから)と思ってたけど
すすめられてしまったので(すすめられると断れない)
読んでみたらグロくなかったー
大学6年生の女の子やJSや陶芸家や男子高校生やらが
拳銃を手にしたことであんなこんな
みんなニアミスしたりすれちがったりしてるから
せまい社会
1日目おわり、だそうで
2巻が2日目なんだろうな~
これは読まないとやっぱり気になるっちゃ気になる・・
でも別にそんなにおもしろくもないかなー -
何の関係もない6人が6つの拳銃を通して繋がっていく、そんな話。6人以外にも重要な人物がいるようで時間を開けて読んでいたことによって把握が大変でした。
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群像劇好きの自分にはたまらない小説。続きはよー