青春ラリアット!!(4) (電撃文庫 せ 3-4)

著者 : 蝉川タカマル

• アスキー・メディアワークス (2012年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休み!だが宮本たちは海の家で勤労に励んでいた。もはや人間国宝の域に達する黒木のイタいナンパを横目に、ひと夏の甘酸っぱい思い出を夢想する長瀬。なんだかんだで頼ってくる長瀬に振り回され、甲斐甲斐しく作戦を伝授する宮本であった。だがそんなスイーツ展開といかないのがこいつら。豪華賞品を目当てに海岸のカップル選手権に出場することに。宮本が魔女と恐れる宮本姉が月島とタッグを組むという超展開に波乱は必至!かくして、甘酸っぱい思い出どころか苦い黒歴史になりそうな、波瀾万丈な夏のアバンチュール編。

感想・レビュー・書評

[明太子さんの感想 · 2014年3月26日]

評価：☆4

酸っぱい思い出どころか苦い黒歴史になりそうな、波瀾万丈な夏のアバンチュール編！

佐藤さん、男のツンデレは需要ないんじゃないかな・・・(笑)
宮本姉・エロ伊達男・黒木タカ子ちゃんと新キャラも出てきていつもどおりのバカっぷりと騒がしさｗ
面白いこと優先の宮本姉が引っ掻き回す。
タカ子ちゃん、女装しててもセクハラはセクハラですよ！ｗｗ

語られる宮本と月島、長瀬と月島の出会いのエピソード。
長瀬がいじめられっ子だったっていうのは意外・・・髪切るとか陰湿すぎる。
今の宮本のいじめっぷりはその反動か・・・？ｗ
昔から相変わらず人を助けることに一切の迷いがない全力少年な月島が微笑ましい。
「それでも、もし残りの二割が不安なら俺が手伝ってやる。いつでも呼びな！」
そりゃ惚れるよねぇ。

アベック洞に閉じ込められる宮本と長瀬。
この描写はもしかして長瀬→宮本で泥沼化フラグ・・・いやまさかね。
そんなことになったら宮本か長瀬が都子ちゃんに殺されるからないか(笑)

[中山バスターさんの感想 · 2013年7月19日]

バカまっしぐらな青春ラノベの第4弾。
今回は海で大会だコノヤロー！
漲ってるかコノヤロー！

今までもバカやってるのはわかっていたけど、ちょっといい話を混ぜてきて油断ならないラノベになってきた感じがあります。
いい話を全面に持ってくるのは勘弁だけど、今回はこれにやられたな。
相変わらずの長瀬節は健在だし、月島はチートだし、宮本姉もいい存在だ、コノヤロー！

[esoragoto113さんの感想 · 2012年10月18日]

いままでそれなりに匂わせては来たが、マジで宮本のほうにいくのか

[F.keyさんの感想 · 2012年8月15日]

海・水着回だというのにこの挿し絵の色気のなさは何だ(笑)むしろ男の肌色の方がインパクトに…。月島とそれぞれの馴れ初めが触れられてましたね。月島さんの漢らしさ・ヒーローぶりがパねぇですよ。男でも惚れてまうやろー。そろそろ噂の都子さんと謎のおねーさんの邂逅が見たいような、最後までないまま引っ張りきって欲しいような、微妙な心持ちであります。

[nayuさんの感想 · 2012年8月14日]

今回も安定して面白かった。
主人公のお姉さんを登場させたことについては素晴らしいと言わざるを得ない。
また、長瀬にはそんな過去があったのかと。そして月島をもはや崇拝してる感じになってしまっている原因があったのだと。
長瀬の気持ちはこれからどこに向かうんでしょうかねぇ……。

そしてそろそろ都子ちゃんと宮本のｲﾁｬｲﾁｬが読みたいです。切実に。

著者プロフィール

東京都在住。第17回電撃小説大賞＜金賞＞を受賞し、デビュー。軽妙かつ、熱い筆致で注目を集める。格闘技をたしなむ著者ならではのアクションシーンにも注目。

「2015年 『誰も教えてくれなかった　無職から英雄の仲間の商人になる方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」