GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (5)上 (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (712ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048868549
作品紹介・あらすじ
-状況は静から動へ。関東、近圏の諸国が武蔵とP.A.Odaを天秤に掛け、遂に戦端が開かれた…!奥州三国の支持を得て、柴田勢を退けた武蔵。生徒会副会長の正純は、信長死後の歴史再現の鍵を握る北条に働き掛け、羽柴にプレッシャーを与えようと画策するが、その矢先、羽柴勢が毛利領内に侵攻したとの一報が届く!毛利領を治める六護式仏蘭西の迎撃は。そして連動して動き出す関東勢力の群雄に、武蔵もその一員として相対する。各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な学園戦国ファンタジー第五話、いよいよ開幕。
感想・レビュー・書評
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武蔵の勝利によってP.A.Odaの一強時代が終わり、新しい時代の幕があがります。P.A.Odaは、毛利領を治める六護式仏蘭西との交戦に突入し、正純は北条・氏直(ほうじょう・うじなお)のいる関東へと武蔵を進めていきますが、北条側からの砲撃を受けて、戦闘状態に入ります。トーリも女装姿で敵を翻弄し、結果的に武蔵の勝利に貢献することになります。
さらに、真田十勇士のあらたな面々も登場して、点蔵とメアリ、二代、そして武蔵の一員となった成実と、戦闘をくり広げます。その後、武蔵と北条の戦いを見守っていたP.A.Odaの滝川・一益(たきがわ・いちます)の登場する白鷺城との砲撃戦となります。
今回はほぼバトル・シーンですが、武蔵とは異なって滅びゆく運命にあるP.A.Oda勢の登場人物たちの心情がえがかれており、彼らのキャラクターがこれまで以上に強く印象づけられたように感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上だけどがっつり戦闘。滝川との駆け引きも見所だが、十勇士とのガチバトルも素敵だった。あと表紙の割に氏直さん出番ないな。最後に出てきた織田側のショタッ子やら衝撃の真田の提案やら、まだまだ次に続きそうで気になる。あとネシンバラの扱いがひどい。
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古本屋でのまさかの遭遇。まだ前巻を読み終わってないけど、購入してしまった。
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またもや劣勢スタートの武蔵勢、まだまだ世界征服に至れる武力ではないことがわかりますね。
馬鹿の言う布陣、立ち位置や役割は自分で確立するものだが、自分の目指す位置・是とする役割を受け入れ、来いと言う馬鹿がまたかっこいいな!
全裸王もそうだが、受け入れるという点でこいつらは群を抜いてかっこよすぎるよ
半竜と忍者カップルなんとかしてくださいぃ~~~ -
表紙からして氏直回と予想していたけれど、まだ本格参戦は後のようですね。今回もあちこちで戦闘が起こっていますが、仏蘭西の活躍により、前までのODA勢の圧倒的戦力イメージが少し削がれた気がしました。武蔵も序々に戦力うpしてるし、期待期待。一番、見所はミトツダイラの嬉ションネタ、久しぶりに聞いた単語に吹きました。上巻は薄かったからすぐ読めましたーでは続き続きと。
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相変わらず濃厚な助走なことで。対真田戦は成実姉さんが超クール。ウッキーとのやりとりも余裕ありげで素敵。なのにチラホラ見えるラヴな感じが堪りません。忍者とは違ってウッキーも余裕ありげだから様になってるんだよねぇ。忍者とは違って。まぁかっこいい点蔵なんて点蔵じゃないから仕方ないな(酷 トーリ周りの女衆の恋愛関係もちょこちょこ賑やかになっていくんかな。本編・歴史再現は安土桃山期一番の山場に向けていろいろ動き出して今後の展開が楽しみ。表紙の姉さんの本格活躍は次かな。
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今まで登場してきたキャラクターが信念を持ってぶつかり合って行くのが爽快。
新しい魅力を見せ始めるキャラもいて、見どころ満載です。筧さんかっこいい。
ただ上巻は割とバトル描写だけで終わってしまった感があるので、もっと氏直さんとノリキなど、いろんなストーリーを見たかったのが残念。 -
戦闘が面白いことになってきました。
あと女装!やっとイラストが! -
相変わらずの分厚さであり、読みやすさ。
上巻にしては武蔵勢が苦境に立たされていないなぁ、というのと今回は日本史よりの話だな、と。
あと、まあ、単純な戦闘ものにはならんだろうけどいかに解釈するかをひねり出して押し付けあう感が、こう、詐欺っぽいというか、ごり押しというか、現実でありそうで。
それにしても武蔵勢、だんだん戦力増やすしそもそも単体ユニットの性能高いし。
どんだけ、だよな。