魔王なあの娘と村人A(4) ~めっちゃメタなフェスティバル~ (電撃文庫 ゆ 1-28)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 121
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048868884

作品紹介・あらすじ

"個性者"と無個性な一般人である"村人"が一緒にクラス劇をやることになった。学級委員の"魔王"竜ヶ峯桜子と、副委員長であるところの俺、佐東は当然ながら仕切りを頼まれたんだが…。試行錯誤しながらどうにか"村人"代表の斉藤が劇の脚本をあげてくれたところ、その脚本がクラスの"個性者"たちからまさかの大バッシングをうけちまった。その厳しい物言いに斉藤をはじめほかの"村人"たちも完全に反発しちまって…!確かに"個性者"たちは頑固で融通がきかないが、悪い奴らじゃない。でも…斉藤たち"村人"の気持ちも当然痛いほどわかるわけで…両者の間に立つ俺と竜ヶ峯は…。

感想・レビュー・書評

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  • 個性者とコミュニケーションが取れる村人がいる.
    ということで,行政からの指示が.
    クラスに居る個性者たち,村人たちを総動員して劇をしろ.

    というわけで,文化祭ですね.
    劇の台本でかなりの悶着があったり
    福引の抽選会という名のガチャガチャ商法があったりですね.

    このガチャガチャ商法な福引がマジでアレ.
    最初の特等は「旅行券」か「上位クジチケット」が貰える.
    この「上位クジチケット」を4枚集めてクジを引き
    特等を出すと「三ツ星旅行券」か「特上クジチケット」を.
    「特上クジチケット」4枚で特等を出すと100万円が.
    なんて恐ろしい.
    しかも福引会場の横にお金を貸す窓口まで設置するという周到さ.
    絶対コレハマる奴が居るわ.
    福引廃人が生まれてしまうわー.

    で,劇でクラスの個性者が全員登場.
    クラス替えとか転校生で追加されたり減ったりする可能性はあるらしいけども.

    いやー,面白かったわー.

    しかし福引商法はマジで恐ろしいわ.

  • 学園祭編。いい青春話でした。個性者含めクラスメイトが多数登場。個性者が割とファンタジー寄りなのが多く感じたのは劇のせいだろうか。話に絡まなかったメデューサさんが次のキーかしら。最近じゃ魔王様が主人公サイドな話多いから最後の竜ヶ峯の苦悩もそっち方面で締めても何とかなるんじゃないかと思ったりなんかしちゃったり。あ、この話もそうか。そして思った以上に勇者がまともになってきた気がする。

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著者プロフィール

「でぃ・えっち・えぃ」シリーズ、「司書とハサミと短い鉛筆」シリーズ、「魔王なあの娘と村人A」シリーズなど、多くの人気作を刊行。

「2018年 『迷宮料理人ナギの冒険3 ~開かない窓の向こうの故郷~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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