- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048912587
作品紹介・あらすじ
全国民がはっきりとランク付けされる格差社会で暮らす俺、佐藤永久、高校二年。なんの取り柄もない俺は、もちろん最底辺のランクCだ。プーの親父と二人暮らしで料理スキルばかりが上がっていく日々に、なんの夢も持てないでいた。けれど運命の歯車は不思議だ。底辺を生きる俺たちが決して近づけない、華やかなアイドルの世界。そのトップを走る人気グループ"七大天使少女"のメンバーが、いま俺の目の前に-。
感想・レビュー・書評
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ディストピア物でしたね.
社会への貢献度で決められる階級.
子供の頃は両親の階級から決定.
Aランクの人間には最高の待遇を.
Bランクの人間にはそれなりの待遇を.
Cランクの人間には最低限の待遇を.
そしてドロップアウトした人達はDランク.
「それが嫌なら成り上がるしか無いのよ」
あ,天使と書いてアイドルと読むようですよ.
なのでディストピア+アイドルという感じ.
この1冊うち前半分を使って
ひたすら少年の不遇な感じを演出するこの手法が
某ハリーポッターを彷彿とさせますね.
インスパイアされたのかな.
リスペクトしてるのかな.
まぁ,どっちでも良いか.
この前半部分を耐えきるかどうか,それが問題だ.
で,後半から動き出すけど
オーディションに受かるくらいで終わる.
まどろっこしい.
とりあえず前半が前半なので掴みが弱いな.
美月りん先生の次回作にご期待下さい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読切のシナリオですが、何となく某アイドルにありがちなシナリオの構成になってたり唐突感があったりとあまり楽しめなかったですね。読切と割り切ればという点もありましたが…
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背景にドス黒いものがあるので、読むのが割と辛い。
一巻だけでは消費しきれてない設定が多いため、これも続くんだろうな。最近こういう売り出し方が多い。