塔京ソウルウィザーズ (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.00
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本棚登録 : 128
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048913317

作品紹介・あらすじ

鉄の箒にまたがった魔女が、夜空を滑走する。ここは「塔京」。ソウル・ウィザーズが集いし魔法の都。自分の魂を改造し、死者のソウルを消費し『奇跡』を起こす者達をソウル・ウィザードという。時計塔学園・双児宮に所属するウィザード・黒乃一将は、『自由騎士』として、自身の守護霊である不死の魔犬ブリュンヒルデと共に「児雷也」討伐クエストの任務に就く。動物霊召喚専門の異名を持つ一将は奇策により「児雷也」に勝利。焼け残ったアジトから、金髪の少女の姿をしたデバイス「ソフィア=04」を発見する。それは、一将に幸運と凶運をもたらし…。第19回電撃小説大賞銀賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 電撃文庫のバトルものテンプレートは強固確立している
    どの作品もさいとうたかをプロダクション(佐伯泰英作品でもいいけど)並みに
    同じ作者が書いていることがわかっても驚かないくらい
    この作品もふつうとしかいいようがないが
    主人公が召喚者なところとかいやぼーんがないところとかはなかなか良いのではないか
    他の作品と既に混ざって誤解しているかもしれないけれど
    続巻次第で個性が出てくることを期待したい

  • 動物霊専門の魔術師が犬耳と猫耳を従えて頂を目指す話。
    思いの外おもろかったわ。
    ワンコがかわいいねんけど、次は猫の話なんやろな。

  • 1冊で終わってしまうのが、惜しい設定。
    同じ世界観で、シリーズ化してもらいたい。

  • 独特の世界観で、独自用語が多く、慣れるのに覚悟(笑)が必要。でも繰り返し説明が施され、後半に入る頃には違和感もなくなってくる。
     愛犬ブリュンヒルデを亡くした悲しみから、「ペットセメタリー」の道を歩きはじめた主人公が、違法のホムンクルスと、似た境遇の少女と出会うところから物語は始まる。
    …そして夢の”両手に獣耳美少女”生活―。
    正直に申し上げて、たいへん、うらやましい。しかし、作中でヒルデが畳み掛けるように、辛酸を嘗めながらも生きるために全てを投げ打って魔術師としての研鑽を積み重ねたという主人公図にはとても好感が持てる。ので、高飛車ヤキモチ同級生、年上の女先生、年下メイド属性ロリ猫耳っ子、デレデレ獣耳美少女に囲まれるハーレム設定でも全く気にならない。
     そして、ヒルデかわいい。戦乙女モードもとてもかわいい。戦乙女モードヒルデちゃんの挿絵があるのも非常に良い。ツンでツンでツンなのに最初からデレだったという性格付けも、最後に照れまくるアノ場面も、かわいい。
    つまり、ヒルデちゃんかわいい。

  • ヒルダが可愛いいいいいいいい!
    これはケモナーの気持ちがわかる!
    読み応えもあるし、名作の予感!

  • 説明が長めだけど読みやすかった。練り込まれた世界観とキャラが組み合わさっていて、一気に読んじゃいました。面白い!

  • ここまで自由な設定でこんなに高密度な物語を完成できるのはすごい

  • 現世と冥府の境界が崩壊した大神災により2つの世界は融合をした。
    世界は霊気で汚染されソウルエネルギーを生み出した。
    人類はあえて霊気汚染の激しい地域に死都を建造しソウルウィザーズの成長を促していく。
    神との接触により滅びから世界を救うという人類の悲願のために。

    禁忌を決めることにより能力を強くでき守れなかったらそれ相応のペナルティがある。
    ハンターハンターっぽいけどこういうのが無いとキャラを簡単に強化できなくなるからしょうがないんだよね?
    横道十二星座を冠したクラス分けをされてるところと二つ名と魔術、完全に厨二心をくすぐられます。
    ブリュンヒルデことヒルダがかわいい。

  • 今後の展開に期待

  • 2013/02/09
    ⇒まんだらけ 315円

    最初ちょっと読みづらいかなぁと思ってたけど
    あっという間に世界感に持ってかれて最後まで読んでしまった。
    序盤から中盤にかけての読み手の思考の誘導と
    作者が書くすこし前にネタに”気付かせて楽しませる”のは拍手。

    あとは、まぁタイトルにあるように魔法ものなんだけど
    ソウル(魂)を媒体にしてデジタル的な魔法を使うという一風かわった設定で
    自分や他人のソウルを”改変”してしまうという魔法使い。
    そんな魔法使いの主人公と使い魔との学園生活と
    自由騎士として賞金首を狩るハンターとしての生活を
    巧みに描いていたと思う。

    電撃大賞応募作品なだけあって1話完結型でかかれてる分
    説明が多いし、小難しい部分はあったけど、個人的には
    次の巻が早く読みたい!作品でした。

    まー、巻末に1年に1冊、力をこめて書いているとあったので
    三ヶ月後にぽんと2冊目が出てこないか心配、電撃だしなぁ。。

    すこし残念だったのが挿絵。
    表紙や口絵と上手く描ける人なだと思うが、その分挿絵がどうも
    ”書き込みや処理を手抜き”してるように見えてとても残念。
    見せ場なのに箒?かも分からないデザインの棒にまたがった
    騎士鎧をまとったはずの半裸の女の子が出てきたときには
     あ゛ーイメージトチガウワー みたいなね。
    そういやスクエニだし赤汁加減がミリオンアーサーのあの人かな
    とか思ったが名前違うっぽいな。どうなだろうね。

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