- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048916394
作品紹介・あらすじ
童貞引きこもり漫画家の北角英は、汚部屋を改善するため家政婦を雇うことに。だが、現れたのはスーツ姿の厳つい家政『夫』・松浦だった。可愛いメイドを空想していた北角の失望をよそに、松浦の驚異的な家事能力によって極上に変化する日常。しかも北角の一人エッチの現場に踏み込んだ松浦は、なんと「お手伝いしましょうか」と言いだして!?快適ライフor貞操の危機-ウブな人気漫画家とドS家政夫、恋の下克上。
感想・レビュー・書評
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いけ好かない家政夫
雇い主に自分からちょっかいを出しておきながら、興味を持たれると「私になど興味を持たない方がいい」と突き放す。
実は駆け引きだったかもしれませんが、すごく面倒くさい人に感じます。
家政夫と雇い主という関係ですが、実質的には家政夫と客だし、無責任に手を出すのはプロとしてどうなんでしょうか。
いらいらしながら読了です。
火崎勇先生のあとがきが好きなので、なくて残念でした。 -
初・火崎勇さんの小説でしたが、書き慣れてらっしゃるなあという印象でした。
萌え漫画家の受さんの一人称で物語が進んでいくため、彼が見ていないこと、知らないことについてはすべて憶測になります。そうなると、普通は作者さんの「でも本当は相手はこういう意図だということを知らせたい」という欲求から、どうしてあなたはそんな相手の心が手に取るようにわかるの、サイキックなの、と思わせるような描写が入ってくるものなのに、まったくそれがない。代わりに読者の方が「いやいや、それは考えすぎでしょ」とか「えええ、それはどう考えても松浦さんは◯◯なんじゃないの?」と突っ込むような形になるのがすごいなあと。しかも、受である北角さんが知らないことがデメリットにならない書き方が上手い。
雰囲気も、ギャグに転ぶ一歩手前のコミカルさが終始流れていて、それがとても可愛らしいです。
そう、北角さんも松浦さんも、とても可愛らしくて、読んでいて好きにならざるをえないキャラクター設定で。松浦さんなんて強面のSキャラなのに、なぜか萌えます。
最後の最後まで北角さんは可愛くて、松浦さんが文字通り豹変した瞬間も、予定調和の安心感と松浦さんの行動が予測できないドキドキ感とがとてもバランスが良く、口調は命令形なのにちゃんと愛を感じられて…。
すごく好きな作品でした!
続編もあるようなので嬉しい限りです。 -
どSな攻め、良かったけど甘さが少な過ぎて(笑)
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読んでる間、かなり楽しかったですが、火崎さんは、もうちょっとでつぼが違う。出来上がって、Sな感じにもっとネットリしたのを読みたかった。足りないです。イラストはかなり好き。
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あばばばばばばばばあばば。ふんぎゃーっ!
面白かった!! -
なんだろ?甘くない!読了感でしたねぇ。 ラストカップルになるまでは結構面白くて北角の純真なところを楽しく読んでいたんだけれど、 なんとも謎の松浦のプライベートの顔が嫌いではないけれど、あまり甘さがないところがなんともなぁ。 きっともっと先の二人とか甘い所とかを読めたら違った読了感なんだろうけれど、 惚れた弱みなのか、初めての恋だからなのか従順というかもうどうにでもして!的な北角にちょっと今後の不安を覚えるというかすっきりしない読了感でした。
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家政夫、萌え萌え〜。