絶対城先輩の妖怪学講座 二 (メディアワークス文庫)
- アスキー・メディアワークス (2013年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048919623
感想・レビュー・書評
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妖怪に関する説明も面白いです。
しかし、良いトリオだなあと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20140823
出てたの全然気がつかなかった。
妖怪が妖怪としてそのままある話も好きなんだけど、民俗学好き(こういう場合は妖怪学のほうがいいのかな)としては、この妖怪はもともとなんだったんでしょうか的な話の方が好きなので、こういう物語は割と好き系。
トンデモと思われるとこにつなげてくれるのがナイス。
お話だからねー。
主人公の女の子がとてもイイコだなぁと。
ついでに強いのも良い。
ルルコシンプに例えるの笑った。
なんとなくググったらイラストいっぱいでてきた。
驚いたのは競走馬にいたことです。
見越し
船幽霊
夜行さん
大百足
大蛇
いくち -
シリーズ2作目。
前作同様、各章に妖怪名のタイトルがついています。
本物の妖怪(真怪?)も登場しない訳ではありませんが、
ほとんどは思い込みだったり、何かと見間違えていたり。
大学構内で妖怪専門の駆け込み寺と化している四十四番資料室。
毎回相談事が持ち込まれると、
絶対城先輩が得意のウンチクと杵松さん製の仕掛けで、
依頼主を煙に巻いては小銭を稼ぐというのが基本パターンで、
無礼な言動の先輩とめげない女子大生のやり取りが楽しかったです。
基本一話完結ですが、
今回は最後の2章が連作になっていて他とは毛色が違ってました。
正直、内容紹介の「伝奇ミステリ」は盛り過ぎだと感じていましたが、
これなら納得です。
奇祭とか意外な生物とか私好みで面白かったです。 -
ぶっ飛んだ内容でなかなか面白かった。ラブコメ色が強まってきたかな?それはそれで笑えました。
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陸の孤島の村で行われる12年に一度の祭事――と見ただけで、生贄系のあれか、とげんなりしそうなものだけれど、流石このふたりといった展開、そしてオチ。クビナガさま、良かったね。ずっと生きている「神様」の話は珍しいと思う。
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今回も妖怪講座開講!
しかし今回は妖怪から、どこぞの村の古くからのお祭りに・・・!?のハラハラ感と先輩との距離の近づきにドキドキ~ -
シリーズ2冊目。
前回より好きかも?
これなら3冊目も買おうかなー -
読みながら思い出したのが諸星大二郎さんの『暗黒神話』だったりする。
絶対に峰守さん、読んでると思う。いや、読んでいるはず(断言!)
じゃないとあの描写はないだろうしなぁ、ニヤーリ♪
この手の小説としてはきちんと資料も当たられるのがわかるし、好感度は高し。
ただ後書きページが少ないせいなのか、参考文献があげらていないのが惜しい!
続きも楽しく読ませていただこうと思ったりもする(^^) -
海の妖怪編。
今回も妖怪の正体がそうだったのか、と納得してしまいそうなほどの上手い説明が見物。
伏線が見えやすいので展開が読めるのがちょっと残念。
もう少し驚きがほしい…。
辺鄙な村の儀式編は定石通り。
主人公おいしい。
絶対城先輩と礼音、そんな関係性は発生しないと思いきや結構いい感じ…?
この気付いていない時が一番楽しい。
妖怪の薀蓄よりも2人の関係をにまにま楽しんでいた。
次に続く引きの形で終わった補章がもどかしい。
え、ここで終わりなの、という感じだった。
次巻、絶対城先輩の過去が明らかに…?
ちょっと展開が早いような。
そろそろ終盤なのか。
日本三大妖怪って、もう1つは何だろう…。
河童?雪女?妖狐?天狗?
町、海と来たので次は山かな、と思ってみたり。
織口先生が1回限りの敵役だと思ってたので、レギュラーキャラとして出てきたのは意外。
面白くて好きだけれも、面白いだけであまり何も残らないような…。