俺を好きなのはお前だけかよ(8) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 95
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048936842

作品紹介・あらすじ

おいジョーロ、知ってたか?  『勝利の女神』ってのは、体育館裏の木の上から落ちてくるんだぜ。女子の姿でな。その儚げな彼女と甲子園に挑む俺。二人が過ごした一夏の想い出を……まあ聞いてくれよ。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は本編とは言えないかもしれないですが、これはこれで良かったです。

  • 【電子書籍】甲子園出場を目前に控えたある夏の日、サンちゃんが願掛けしていた楓の木の上から、謎の美少女アネモネが降ってきた。天真爛漫なアネモネは西木蔦高野球部の面々とすぐにうちとけ、2人目のマネージャーとして皆と一緒に活動することにになるのだが…。サンちゃん視点の夏休み編にして、ひと夏のボーイ・ミーツ・ガールです。切ないストーリーですが、未来に繋がるエピローグに心が温かくなります。本編とリンクするラストになっていて、このエピソードが今後の展開にどう絡んでくるのか、続巻も楽しみですね。

  • 今回はいつもと違い、サンちゃんが主人公の泣ける夏の青春物語

    初登場の野球部員のキャラもさることながら、たんぽぽの良いところがギュッとつまった最高の作品

    今まで史上、1番感動した

  • 【3回泣ける巻】

    『俺好き初星5』1~7巻は8巻のためにあった。確信してそう言える。表はハーレム系ラブコメ、裏は純情ラブコメ。けれど、どちらが表・裏なんて決められないでしょう?私はサンちゃんの物語が大好きです。甲子園2週間前のやり取りで1度泣いた。甲子園終わったあとの出口で泣いた。エピローグの会話で泣いた。正直1~7巻で、何度も切ろうか考えていた。しかし、8巻を読んで、読み続けてきて本当に良かったと感じた。てか駱駝先生、このレベル書けるなら、普段からそうしてくれ!笑 潜在能力が高すぎる!

    『序盤から感じてた』やっぱり有名な作家はプロローグで読者の心を掴む。序盤で、アネモネちゃんという人物に興味が一気に引き寄せられた。「自分が自分になる?」最初は周りから求められた「牡丹一華」という人物と「アネモネ」という本当の自分の乖離という意味かと思った。

    『本当のラブコメ』
    序盤私は「いい!なんかやっと本編始まった気がする!ジョーロよりサンちゃんとアネモネのほうがラブコメすぎんだろ。」となってた。自然に太陽を引き出しちゃうアネモネちゃん。なにこれ。なんで裏でこんな王道ラブコメっぽいノリをやっているの?
    なんでこんなに引かれるんだろう?2人が凸ピースと凹ピースだからかな?

    『心が締め付けれる』
    中盤さ。もうこれから離れ離れになるフラグが立ってるカップルみたいなやり取りばっかで心が締め付けられる。なにこれなんなん?ほんとにおれすき?
    太陽の「この楽しい時間の中にずっと留まりたい」っていう気持ちがヒシヒシ伝わってきて辛い。なんか交通安全渡した時から、嫌な予感がしてた。

    『総評』
    俺好きという作品評価を1から見直さなきゃいけないレベルの巻。これが読めるのであれば、1~7巻のご都合展開も我慢出来る。駱駝先生は才能を上手く使って欲しい。私はこの巻のような作品を読みたい。

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著者プロフィール

第22回電撃小説大賞《金賞》受賞者

「2023年 『やがてラブコメに至る暗殺者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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