ぼくたちの青春は覇権を取れない。 ‐昇陽高校アニメーション研究部・活動録‐ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048937863

作品紹介・あらすじ

「どんな人間であれ、一日でアニメを約57本しか観ることが出来ない」
 ぼく、こと坂井九太郎が所属するアニ研は、上記のような世迷言を乱発する部長をリーダーとするダラダラ部活動(ちなみに30分アニメからCMを抜くとOPED含め実質25分だからそれで計算して57本らしい。なんてアニメバカなんだろう)。
 部員はぼくと部長と、部長の幼馴染さん(女性。現実にいるんだ……なんてアニメキャラぽいんだろう)の3人のみ。
 生徒会にも活動に目をつけられてるっぽいし果たして今後どうなるのかなと思っていたところに、来訪者が現れた。それはぼくの学年一番の美少女・岩根美弥美さん。彼女の出現を皮切りに、部には「アニメ」にまつわるちょっとした事件が次々と巻き起こり――?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【Bookwalker読み放題】アニメにまつわるちょっとした事件を解決する学園青春ミステリ。全体を通じて家族の絆など人情溢れるエピソードが描かれたヒューマンドラマでありながら、個性的なキャラクタが活躍するキャラ小説でもあり、それらのバランスがとても良い作品でした。ジーンとなります。

  • 日常系と思わせる入りから、ミステリになって最後まで楽しめました。
    コメディの場面は、さすがシコルスキの作者だなと思えるセンスの良さでした。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

アニメを題材にした青春ミステリ『ぼくたちの青春は覇権を取れない。』で2018年4月にデビュー。翌年に発表したギャグ小説『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』で注目を浴びる気鋭の作家。

「2022年 『サキュバスとニート(2) ~くえないふたり~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有象利路の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×