86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー― (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048938303

作品紹介・あらすじ

運命の再会後、何かにつけて「二人の世界」を作り出すシンとレーナに、クレナとフレデリカのイライラと、ライデンほかの気苦労は募るばかり。そんな折、レーナを戦隊長とする新部隊に、初任務が下るが――?

感想・レビュー・書評

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  • シンにレーナが弱みを吐き出してるところがよかった
    2人とも(レーナは)顔を始めて合わせたのにそれだけ2人共がお互いを無意識でも心の支えにしてたからそういうことができるんだなって感動した

  • レーナの指揮のもと、エイティシックスたちを中核とした遊撃部隊が編成された。
    しかしそこは10代半ばの少年少女。
    ある種学校のようなわちゃわちゃが楽しい前半を経て、やっぱり重い戦闘となった後半。
    進化するレギオンたち。
    未だ自分たち以外の人種を認めず、人工食しか受け入れず、言語は通じても言葉が通じない共和国民は、この先人間でいられるのだろうか。
    記憶と地縁が人を形づくるというのなら、奪われた恨みに囚われず生き抜くためにそれらを捨てたエイティシックスたちはどうなっていくのか。
    人間とは何なのかを考えさせられる。

  • 半分くらいはラブコメみたいな流れだった。今までが結構シリアスだったからギャップが面白かった。特に、レーナとフレデリカのやり取りとか。
    終盤になるとレギオンの進化がすごかった。とうとう知性を獲得した。
    次巻からの戦いがヤバい。

  • 2023/10/05 読了。

    図書館から。

    アニメ視聴済み。
    その続きが気にはなっていて、
    アニメを最近再視聴したので、
    1~3巻は飛ばしてとりあえず4巻を。

    その後の2人を読めてよかった…。
    シンよりレーナほうが鈍いんだなぁ…と、
    ちょっとシン可哀想な位に。

    戦争は終わらないし、囚われたままだし、
    人は、世界は、残酷で残忍なままだし、
    86はどこまで行っても86としかされないような
    使われ方がね。厳しい。

    シン達86とレーナの溝がたぶん埋まることはないんだろうけど、
    平行線で交われないことが、この先変わってくるといいなぁ…とも思う。

  • 背ラベル:913.6-ア-4

  • 前半のイチャイチャと後半の鬱展開で2度楽しめちゃいましたね。
    自走地雷とか舞台設定を酷くするのに余念が無い。
    アネットとの話にも一応区切りがついた?のが救い。

  • アニメを見直して、続きが気になってみて開いた本!
    レーナの言葉がシンにやっと届いて、これからのシンの生き方が気になる巻だった。
    今すぐ続き読もっと…

  • レギオン討伐まで先は長いな

  • 再会したシンとレーナの初々しいやり取りがなんとも微笑ましい。さて、レーナ指揮下での初任務は共和国北部・旧地下鉄ターミナルの制圧。むず痒いような甘い雰囲気から一転して緊張感溢れる激しい戦闘シーンとなり、気持ちの切り替えがなかなか難しい。<レギオン>がなぜ人間の脳を利用することにしたのか。流体マイクロマシンの正体は何か。謎が深まりますね。そして、近づいたようにで全く異なる世界を見ているシンとレーナの二人に心が痛みます。シンが「人間らしさ」を取り戻せるとしたら、やはりレーナの存在が大きな役割を果たすのでしょう。

  • ずっとニヤニヤしちゃう
    アニメ化されてないストーリーはじめて読んだけど、止まらなくなるね

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著者プロフィール

第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞し、受賞作『86‐エイティシックス‐』でデビュー。陸戦専用・高機動型・できれば多脚のメカを偏愛。スペックが化物なワンオフ機よりも量産機や旧世代機、ステータス一点張りの欠陥機を愛する。

「2023年 『86―エイティシックス―Ep.12 ねんどろいどヴラディレーナ・ミリーゼ ブラッディレジーナVer.付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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